8月5日にデスクトップ向けCore i7とi5の最上位版が発売されるインテルの新CPU、Skylakeこと第六世代Core iシリーズ。この時期の発売となることはインテルから予告されていたものの、特徴や性能などに関しての情報は(今回は)かなり少なく、この数週間でやっと集まってきた状態です。本記事では、現在わかっている情報をまとめます。
全般的な特徴は、(今回も)性能向上と消費電力の低減を推し進めた点。半導体回路の性能や生産性に影響する製造プロセスルールは14nmと第五世代と同じですが、回路設計テクニックの進歩など、地道な改良で性能を向上しています。
まず発表スケジュールに関してですが、現行世代のBroadwell、つまりCore Mと第五世代Core iシリーズのスローペースを覆す速度となる予定です。
8月5日のデスクトップ版発売を皮切りにして、10月までには高速ノートPC向けのSkylake-HとノートPC向けのSkylake-U、薄型ノートと高速Windowsタブレット向けのSkylake-Y、そしてデスクトップ向けSkylake-Sの追加モデルが発表され、全ラインナップが出そろう予定です。
ただし一方で、この時期であればそろそろ情報が出てきそうな搭載ノートPCの情報が非常に少なく、第一陣は年末までに出そう、というおおまかな話しか出てきません。
PCメーカー側にとっても、Broadwellの登場からあまりにも速い点、またマザーボードの流用が効かず、主力メモリもDDR4へと世代交代する(対応メモリはDDR3LとDDR4となります)ため、設計を大きく変えないとダメという点などから、世代交代のペースをあまり速くしないところも出てくる模様です。
「もう一つのPC販売の目安」となるマイクロソフトのWindows 10展開も、プリインストールPCの販促は、年末を主力としてそれまでじわじわと盛り上げていくと発言していることから、大手メーカー製のSkylake+Win 10搭載PCがある程度見えてくるのは年末商戦となる11月、と見ておくのがよさそうです。
実際の性能向上率に関しては、小型PC専門ニュースサイトFanlessTechがインテル公式と思われる資料を公開しています。同サイトのインテル関連リークは精度が高く、2014年8月には、発売から半年ほど前にBroadwell版NUC(インテルの超小型PC)のほぼ正確な情報を掲載していました。…
全般的な特徴は、(今回も)性能向上と消費電力の低減を推し進めた点。半導体回路の性能や生産性に影響する製造プロセスルールは14nmと第五世代と同じですが、回路設計テクニックの進歩など、地道な改良で性能を向上しています。
まず発表スケジュールに関してですが、現行世代のBroadwell、つまりCore Mと第五世代Core iシリーズのスローペースを覆す速度となる予定です。
8月5日のデスクトップ版発売を皮切りにして、10月までには高速ノートPC向けのSkylake-HとノートPC向けのSkylake-U、薄型ノートと高速Windowsタブレット向けのSkylake-Y、そしてデスクトップ向けSkylake-Sの追加モデルが発表され、全ラインナップが出そろう予定です。
ただし一方で、この時期であればそろそろ情報が出てきそうな搭載ノートPCの情報が非常に少なく、第一陣は年末までに出そう、というおおまかな話しか出てきません。
PCメーカー側にとっても、Broadwellの登場からあまりにも速い点、またマザーボードの流用が効かず、主力メモリもDDR4へと世代交代する(対応メモリはDDR3LとDDR4となります)ため、設計を大きく変えないとダメという点などから、世代交代のペースをあまり速くしないところも出てくる模様です。
「もう一つのPC販売の目安」となるマイクロソフトのWindows 10展開も、プリインストールPCの販促は、年末を主力としてそれまでじわじわと盛り上げていくと発言していることから、大手メーカー製のSkylake+Win 10搭載PCがある程度見えてくるのは年末商戦となる11月、と見ておくのがよさそうです。
実際の性能向上率に関しては、小型PC専門ニュースサイトFanlessTechがインテル公式と思われる資料を公開しています。同サイトのインテル関連リークは精度が高く、2014年8月には、発売から半年ほど前にBroadwell版NUC(インテルの超小型PC)のほぼ正確な情報を掲載していました。…
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