2017年2月24日金曜日

「デスクトップ市場に活気をもらたす」AMD高性能CPU Ryzen 7は3月3日0時発売、3万8800円から

半導体メーカーAMDが発売予定の......と、長らく言われてきた新型CPU「Ryzen」(ライゼン)シリーズ。その第一陣となるデスクトップPC向けの高性能モデル、『Ryzen 7』(ライゼン・セブン)の発売日が、ついに3月2日(米国)に決定しました。日本では3月3日から発売、価格は3万8800円から5万9800円です(税別)。

合わせて秋葉原の一部PCパーツ店では、発売開始同時となる3月3日0時から深夜販売を決定。「よほどのアクシデントがない限り、この発売日から遅れることはほぼない」状態となりました。Ryzen第一陣は「ゲーマーとパワーユーザー向け」

▲今回発売される3モデル(パソコン工房の特設ページより)

Ryzen 7は、ここ数年性能面では不調期だったAMD製CPUにおける「インテルへの逆襲の一手」と位置づけられるCPU。

現行モデルと比べ、基本的な構造(マイクロアーキテクチャー)のレベルから一新したことなどにより、1クロックあたりの命令処理効率を現行製品比で52%向上させています。これは、若干乱暴な解説ですが「現行製品と比べて同じコア数と動作クロックであれば、性能はRyzenが1.5倍近く高い」ことを意味します。

ただし現在発表されている3モデルは、CPU単体としては比較的高価なクラス。これは今回発売されるのが、インテルで言うところのCore i7、しかも超高性能とされるLGA2011ソケット用に対抗する位置づけの製品となるため。

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