2017年3月27日月曜日

日本発IoT向けサービス「ソラコム」に世界が注目

2月27日~3月2日の4日間、 世界最大のモバイル見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2017」 がスペイン・バルセロナで開催された。このMWCには、4YFNというベンチャー企業向けの別会場があるが、この会場のゴールド・スポンサーとして、ネッスル、Sabadell(銀行)、日本のソラコムの3社が登場。シルバースポンサーには、Google、マイクロソフト。ホストスポンサーにはテレフォニカ(キャリア)。そんな中に、設立2年足らず、従業員は30人ばかりの「小さな無名の会社」であるソラコム(SORACOM)は、異彩を放っていた。さて、ソラコムとはどんな会社なのだろうか?
■注目を集めた日本の無名ベンチャー
毎年2月下旬にバルセロナで開催されるMWC。すでにこのモバイルの見本市は、モバイルという枠を超え、IoTAI、5G、クラウド、自動運転、VRなどが主テーマとなり、ネクストエコノミー、ネクストソサイティなどと、ITが変えていく未来社会の見本市となってきた。今年のキーテーマは「The Next Element」だ。
一方、4YFNは、ベンチャー企業を支援するための同時開催イベント。場所は少し離れた会場、フィラ・モンジュイックだ。4YFNとは「4 Years From Now」の略。文字どおり「今から4年間」のためにスタートアップを支援する、投資家、VC、企業を交えて、設立支援、出資、教育レクチャー、ネットワーキングを提供するバルセロナ市のビジネスプラットフォームだ。

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