2017年4月18日火曜日

Facebook、“射殺動画”削除に2時間かかったプロセスを説明

 米Facebookは4月17日(現地時間)、前日Facebookにユーザーが投稿した自分で男性を射殺する動画への対処について説明した。

 この動画は、米オハイオ州クリーブランド在住のスティーブ・スティーブンス(37)が投稿したもの。路上で呼び止めたロバート・ゴッドウィンさん(74)を射殺する様子を録画したものだった。クリーブランド警察はこれをライブ動画と発表していたが、Facebookによると、射殺シーンの動画は録画したもので、その後に殺人について説明する動画がライブ動画だったという。

 本稿執筆現在、まだスティーブンス容疑者逮捕の発表はない。

 人を射殺する動画が数時間(Facebookによると2時間11分)にわたってサービス上で視聴できるようになっていたことについて、Facebookへの批判が高まっていた。

 Facebookはスティーブンス容疑者が殺人予告動画を公開してからFacebookが関連動画をすべて削除し、容疑者のアカウントを無効にするまでのタイムライン(記事末に転載)を公開し、問題のある動画の削除を高速化するよう努力していると語った。

 同社はライブ動画に関してはユーザーからの報告に24時間体制で人間のチームが対処している。今回は約5分のライブ動画が終了した午後11時27分に最初の報告があり、報告から削除までに1時間55分かかった。

 射殺シーンを含む動画についての報告は午前11時11分の投稿から最初の報告までに1時間48分かかっており、報告から削除までは23分だった。

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