2017年4月7日金曜日

Twitterが米連邦政府を提訴 “アンチトランプ”アカウント情報めぐり

 米Twitterは4月6日(現地時間)、米国土安全保障省(DHS)と米税関国境警備局(CBP)および関連する個人を、米国憲法修正第1項(言論の自由に関する条項)に違反したとしてカリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した。米Reutersが最初に報じた。

 訴状によると、関連当局が、@ALT_USCISをはじめとする複数のTwitterアカウントの正体を暴こうとして調査ツールを違法に悪用したという。

 @ALT_USCISはトランプ政権が誕生した2017年1月に登録されたアカウント。DHSと現行政権(ドナルド・トランプ政権)を公に批判している。Twitterのプロフィールには、「移民レジスタンス」とあり、本稿執筆現在、トップに米国憲法修正第1項の画像を固定表示している。

 Twitterは2014年にもユーザー情報保護をめぐって当時の政権を提訴している。

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