2017年6月2日金曜日

改めて知りたいAirbnbとSlackに学ぶ革新的なビジネスモデル

次々と新しいビジネスモデルを生み出し続けているサンフランシスコ / シリコンバレー。Airbnb・Slackはその中でもユニコーン企業といわれる未上場で時価総額を1000億円を超える企業の代表格である。そして両社はSaaS企業 (ソフトウェアをサービスの中心とする企業) として全世界での事業展開に成功している。

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両社の共通点として未上場・ユニコーン企業・SaaS企業・サンフランシスコに本社を持つということが挙げられる。しかし、ビジネスモデルに焦点を当てると、全く違うモデルを用いていることがわかる。今回は両社のビジネスモデルを比較し、検証してみる。
Airbnbとは
行先で泊まりたい人のマッチングを手助けするプラットフォームである。個人の所有物 (スペース) を他人と共有することからUberとならんでシェアリングエコノミーといわれる代表格のスタートアップ企業である。

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日本では旅行業法との兼ね合いで海外ほどの盛り上がりは見せていないが、現在は届け出さえすれば「ホームステイ型」での貸し出しは可能である。東京・大阪であれば10,000を超える物件掲載数を誇っている。

現在では部屋を貸し出す人の数が世界190カ国、34,000以上の都市で150万を超える。加えて2016年の企業価値は3兆円を超え、非常に高い可能性を秘めていると評価されている。

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