2017年6月7日水曜日

COMPUTEX TAIPEI 2017 - 各社から強化ガラス採用ケースが多数出展、Micro-STXケースも早速登場

●最新ケースをひとまとめで紹介
現在の自作PCのトレンドは、LEDの同期制御と、ハードチューブを使った水冷である。こういったPCの見た目を楽しむために、最近のPCケースは強化ガラスを採用した製品が非常に目立つようになっており、今回のCOMPUTEXでも、そうした製品を多く見ることができた。それでは、各社ブースで注目のPCケースを紹介していこう。

○あのLevel 10が復活、その名も……

Thermaltakeのフラグシップモデルと言えるのが、同社の創立20周年を記念する「Level 20」である。古くからの自作ファンには、以前、創立10周年のときに発売された「Level 10」について覚えている人もいるだろう。Level 20は、マザーボード、電源、ストレージを個別のボックスに分けるというコンセプトを踏襲しつつ、デザインを一新した。

Level 20は、3つのボックスそれぞれに5mm厚の強化ガラスを採用。強化ガラスは一般的に、ネジで固定する方式が多いが、これはヒンジを採用しており、簡単に開け閉めすることができる。年末あたりに量産を開始し、価格は12万円程度になる見込み。Level 10のときと同じように、カラバリ、低コスト版などの展開も考えているとか。

そのほかにも、多数のPCケースが展示されていたのだが、とにかく派手だったのが「Core P7 TG」。従来のCore P5の両側を拡張したようなスタイルになっており、両側それぞれにラジエータやリザーバを追加することができる。

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