2018年2月17日土曜日

アップル、世界スマホ売上の51%を獲得 6.5兆円の四半期売上

調査企業「Strategy Analytics」のレポートによると、2017年第4四半期の世界のスマートフォンの売上の51%をアップルが占めたという──。アップルは四半期あたり610億ドル(約6兆5000億円)の売上を達成していた。サムスンは190億ドル、ファーウェイは80億ドルだったという。高価格なiPhone Xアップルの売上に寄与した形だ。

その前年の2016年の同四半期に、アップルの売上シェアは世界で48.5%だった。一方で、サムスンもファーウェイも売上を伸ばしている点は興味深い。世界のスマホ市場は一部の大手メーカーらの寡占に進みつつあることも伺える。

Strategy Analyticsが"その他"に分類するアジアやインド、欧州の小規模メーカーはシェアを低下させており、同四半期の売上シェアは2016年の30.5%から、2017年は26.2%に減少していた。

グローバル規模で見てスマートフォンの売上は伸びているが、出荷台数は減少傾向にある。

「世界のスマートフォン売上は年間8%のペースで伸び、2017年のQ4には過去最大の1200億ドル(約13兆円)に達した。また、スマートフォンの平均単価は2016年のQ4には255ドルだったが、2017年のQ4には300ドルになり、18%もの上昇となった。出荷台数が減少している一方で、端末の高価格化が進んでいる」とStrategy Analyticsのアナリストは述べた。

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