2018年3月13日火曜日

NEC、小型衛星で新燃岳撮影=火口に溶岩満ちる

 NECは13日、噴火が続く霧島連山・新燃岳の火口を、1月に打ち上げた小型観測衛星「ASNARO(アスナロ)2」で撮影したと発表した。

 アスナロ2は打ち上げ後、画質を高めるため調整中だが、噴火を受けて今月4日と10日に新燃岳を緊急撮影した。10日の画像では火口が溶岩で満たされ、北西側の縁から流れ出す様子が確認できる。

 アスナロ2は長さ3.9メートル、重さ約570キロの小型衛星で、小型ロケット「イプシロン」3号機で打ち上げられた。合成開口レーダーを使い、雲や噴煙を透過して地表を撮影できる。今年9月から商業運用を始める予定だ。 

0 comments:

コメントを投稿