2018年3月20日火曜日

McAfeeのCEOがIoT時代に向けて呼びかけ:日本のものづくりに学ぼう

2017年、インターネットに接続できるコネクテッドデバイスの数が世界の人口を上回った。家庭には平均で15台のコネクテッドデバイスがあると言われており、2年後には50台と予想されている。急速にIoT時代に突入しつつあるが、セキュリティの懸念は払拭されていない。McAfeeのCEO、Christopher Young氏は、トヨタ自動車が考案したメンタリティ「Stop the Line」を通じて品質を重視しようと呼びかけた。

2月末、スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2018」には、世界205カ国から10万7000人以上が参加した。もはやモバイル=携帯電話スマートフォン)ではなく、フロアには自動車、ドローン、スマートウォッチと様々なものが展示されていた。

McAfee CEOのChristopher Young氏

だが、人がいる(=使う)ところを狙うのがサイバー犯罪者だ。スマートフォンはもちろん、IoTへの脅威も報告されている。セキュリティ大手のMcAfeeも、これまではPC向けにウイルス対策ソフトなどを提供してきたが、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス、そしてホームネットワークを保護する技術も提供している。MWCでは、WiFiルーターに搭載して家庭のネットワークに繋がっているデバイスのセキュリティ対策ができる「McAfee Secure Home Platform」で、AmazonのAlexa Skillを提供することを発表した。

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