2018年5月21日月曜日

なぜ契約初月の携帯料金は高くなるのか 気を付けておきたい2つのこと

 筆者が携帯電話を売ってきた中で、一番多く耳にしたかもしれないのが「初月~3カ月目の料金が高い」ということです。契約して間もない頃にお客さまが想定していた以上に高い請求が来て、どうなっているのか教えてほしい、どうにかしろ、といったご相談でした。

 初月が高い理由の1つとしてまず挙げられるのは、「事務手数料がかかる」ということ。これによって2000円~3000円ほど高くなることは周知されていますが、こうしたご相談の中には事務手数料がかかった分を加味しても、それでも高いといったお声もあります。

 また、場合によっては2カ月目、3カ月目と事務手数料がかからない月であっても料金が高くなっていることも。どのような原因があるか、今回はその理由を解説していきます。

●理由その1「購入時に加入したオプションサービス」

 携帯電話を購入する際、お店でオプションサービスの加入を"お願い"されたことがある人は多いでしょう。

 加入をお願いされるオプションサービスは、「携帯電話の保証サービス」「通話料が割引になるサービス」といった、使っていく上で安心やお得になるものもあれば、「多種多様なクーポンが利用できるサービス」「音楽などコンテンツをダウンロードできるサービス」など、あまり使わなさそうなオプションサービスへの加入をお願いされることもあります。

 オプションサービスは自分にとって不要なものであっても、加入をしないと店頭手数料(頭金)がかかる、店舗独自の特典が受けられないなどといった条件を課され、加入を余儀なくされるケースが多いのが実情です。

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