2018年5月16日水曜日

Facebookが偽アカウントを一斉処理、その数四半期で5億8300万件。スパムも8億3700万件削除

米Facebookは、同社のポリシーに反する対応について、偽アカウントや不適切な投稿の削除数の具体的な数字を初めて発表した。
まず、不適切な投稿に対しては、2018年第1四半期で8億3700万件の投稿を削除。これには、暴力、成人向けのヌードと性行為、テロリストによる宣伝、嫌がらせ行為、スパムなどが含まれる。なお、差別的な発言に対しては機械的にピックアップすることが難しく、レビューチームのチェックによって削除を実行している。

そして、投稿の元となる偽アカウントについては、同時期に5億8300万件を削除。これらの偽アカウントは毎日のように登録を試みるが、登録から数分で削除が可能になっている。

現在、アクティブユーザーのうち3~4%はいまだ偽アカウントであり、今後、これらの偽アカウントをどのように処理するかが課題となる。

大量の情報流出で信頼度が低下しているFacebook。初めて数字を公開するのは、同社の透明性のアピールであり、ユーザーの情報の安全を守っているという主張でもある。

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