2018年6月18日月曜日

Android Pはいち早くユーザーの元へ Google「Project Treble」への期待

 大手キャリアから2018年夏の最新スマートフォンが出そろった。これらのスマートフォンに搭載されているOSは、Android 8.0または8.1(Oreo)。これから長く使うことを考えると、少し先の話とはいえ、次期OS、Android Pへのアップデートがどうなるのかも気になるところだろう。

 というのも、Android OSのアップデートはメーカーによって対応がバラバラで、新OSがリリースされるとすぐにアップデートを実施するメーカーもあれば、かなり時間がたってからアップデートを行うメーカーや、そもそもアップデートをしないメーカーもあるからだ。ユーザーとしては同じAndroidスマートフォンなのに、メーカーや機種によって最新OSへのアップデートがきちんと保証されないのは困りもの。さらにユーザーが使っているOSのバージョンがバラバラなのは、アプリ開発者にとっても頭の痛い問題だ。

 そんなAndroidスマートフォンの現状を如実に表しているのが、Googleが開発者向けに公開しているAndoridのバージョン別シェア。2018年1月8日時点の集計だが、最新のAndroid 8.0または8.1(Oreo)が5.7%なのに対して、Android 7.0または7.1(Nougat)が31.1%、Android 6.0(Marshmallow)が25.5%、Android 5.0または5.1(Lollipop)が22.4%で、約5年前にリリースされたAndroid 4.4(KitKat)のシェアもいまだ10.3%ある。

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