2018年6月28日木曜日

Google、広告サービスの「AdWords」や「DoubleClick」を改称し再編成

 米Googleは6月27日(現地時間)、同社の主要収入源である広告事業の各サービスの再編を発表した。18年以上続いた「AdWords」や11年前に買収した「DoubleClick」などの名称が消え、「Google Ads」「Google Marketing Platform」「Google Ad Manager」に再編する。

 ユーザーのモバイルや動画へのシフトを反映し、複雑さを増す広告市場に適用するための再編という。基本的な機能は大きくは変わらない。料金も変わらない。「新しいブランドにより、広告主とWebサイトオーナーが最適なソリューションを的確に選べるようになり、消費者に信頼性の高い広告を提供できるようになる」とGoogleは説明する。

●「AdWords」は「Google Ads」に

 AdWordsは、同社が2000年にデスクトップ検索上のテキスト広告のために立ち上げた広告プラットフォーム。その後段階的にYouTubeやGmail、Googleマップなどに表示するテキスト以外のフォーマットの広告もサポートしていった。米Search Engine Landのインタビューによると、テキスト(ワード)以外のフォーマットもサポートすることを表すため、名称を変更する。

●「DoubleClick Digital Marketing」+「Google Analytics 360 Suite」→「「Google Marketing Platform」

 「DoubleClick」は、Googleが2007年に31億ドルで買収したオンライン広告配信サービス。

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