2018年7月9日月曜日

【ソニーα7 III】最強フルサイズ入門機を今さら徹底解説!


連載2回目は、フルサイズのミラーレスとして確固たる地位を築いているソニーの「α7シリーズ」。高感度画質を求める上級者におすすめのシリーズです。まずはフルサイズのメリット・デメリットとともに、おすすめのα7 Ⅲについて解説します!


フルサイズをグッと身近にした
立役者的存在のソニー「α7」


ミラーレス人気が高まる中、フルサイズのミラーレスとしてもっともオススメなのが、ソニーの「α7」です。



ソニー
α7 Ⅲ
実勢価格:22万2800円
サイズ:約W126.9×H95.6×D73.7mm
重量:約650g
撮像素子:35mmフルサイズ、ExmorR CMOSセンサー、約2420万画素
EVF:約0.78倍、XGA解像度
液晶:92万ドット、チルト式(タッチパネル)


どんなカメラなのか説明したいと思いますが、その前にフルサイズとはどういうことなのか、解説していきましょう。



フルサイズとは、正確には「35mmフルサイズ」センサーのこと。光を記録するイメージセンサーのサイズの規格で、35mmフィルムの1コマ(24×35mm)と同じサイズという意味です。

身近な35mmフィルムと言えば、使い捨てカメラの「写ルンです」が挙げられます。そもそもフィルム時代は写ルンですから一眼レフまで35mmフィルムが標準でした。それがデジタル時代になると、フルサイズのような大きいイメージセンサーは製造コストの問題などがあり、APS-Cやフォーサーズなどの35mmより小ぶりなセンサーが普及したという経緯があります。

ちなみに、APS-Cも由来はAPSフィルムのシネマ用規格。フィルムは廃れてもセンサーサイズとしてデジタル時代に受け継がれているんです。


フルサイズは
高感度画質が得意です



フルサイズのメリットの1つに高感度画質の良さがあります。


上記の写真は、APS-Cのα6500(左)とフルサイズのα7 Ⅲ(右)で、ISO25600で撮影したRAW画像を+2EV明るくしてノイズを目立たせたもの。

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