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2015年8月19日水曜日

<h1 itemprop="name">低年齢層は「罪の意識なし」 スマホゲーにも広がる「チート汚染」問題、悪質な場合は刑事告発も

 ゲームを不正に改造し、キャラクターを無敵にしたり、強力なアイテムをタダで手に入れたりする「チート」行為。PCのオンラインゲームなどでは以前から問題視されてきましたが、最近では「パズル&ドラゴンズ」や「モンスターストライク」「ディズニー ツムツム」といった、スマートフォン用ゲームがその標的になってきています。

 チート対策を専門に手がけるサイファー・テックは、「中学生くらいだと、チートは『やってはいけない行為』という認識がまだ薄い。悪質な場合には刑事告発なども十分にあり得る危険な行為です」(広報担当 成田直翔さん)と、特に若年層の"チート汚染"に警鐘を鳴らします。

●深刻化しつつある、スマホゲームの「チート汚染」

 サイファー・テックによると、「ダウンロードランキング上位のゲームは、ほとんどが何らかのチート被害にあっています」(成田さん)とのこと。

 どんなチートが行われているかはゲームによってさまざまです。例えば「パズドラ」なら、キャラクターのステータスを書き換え、どんなダンジョンも一撃で突破できるようにしたり、「モンスト」なら、ダンジョンの階層を飛ばしていきなりボスからスタートしたり、ガチャモンスターを自由に手に入れたりといったことも可能です。

 ほかにも「ディズニー ツムツム」(制限時間を止める)、「キャンディークラッシュ」(移動回数制限をなくす)、「Crash of Cran」(キャラクターの出現制限をなくす)など、メジャーなゲームの大半でこうしたチート行為は確認されています。

 「チートは昔で言う"裏技"の一種とも言えますが、ソーシャルゲーム・スマホゲーム時代のチートは、それとはまったく意味が異なります」と成田さん。昔のゲームはソフトを買ってもらえばそれで終了ですが、今のゲームはより多くの人に、より長期間遊んでもらうことが前提。チートによってゲームバランスが崩れれば、遊ぶユーザーが減り、ゲームそのものの寿命を縮めかねません。

 こうしたチートは、専用のソフト(改造ツール)を使って行うものが大半。ツールを使うにはある程度の専門知識が必要になりますが、ネットではチートを有料で代わりに行ってくれる「代行業者」も存在しています。特に中学生などはチートに対する罪悪感が薄く、「グループ内の誰かがやり始めると一斉に広まってしまう」と成田さん。

●実際にチート利用で刑事告発されたケースも

 もしもチートが発覚した場合どうなるのか。

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