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2016年6月1日水曜日

<h1 itemprop="headline">Xbox One、299ドルからに値下げ。新モデルは6月13日のE3で発表?

マイクロソフトが Xbox One の価格をグローバルで改定しました。米国での新価格は50ドル下がって299ドルから。500GB本体にゲームつきの同梱版が299ドル、1TB本体にゲーム4本の春バンドルが319ドルなど。

今回の値下げに至る経緯を最初から振り返ると、Xbox One の発売は主要市場の米英欧で2013年11月、日本や中国など優先度の低い国では2014年9月に発売。当初はマイクロソフト先進テクノロジーの結晶たる Kinect v2センサーを標準で同梱し、前世代の Xbox 360 でプレイステーション帝国の領土を大きく削りとった勢いを駆って一気に普及させる目論見で、ライバルよりも100ドル高い強気の499ドルで発売しました。

グラフィック性能に優りパブリッシャーとの関係強化に努めたライバルを相手に、価格差を正当化するキラーコンテンツすら用意しないまま勝負を挑んだ結果がどう出たかはご存知のとおり。PS4が累計4000万台を発表する一方、マイクロソフトはかなり前から台数発表すら止めています。

「台数は見込めるはずだから、会社の戦略的に普及させたい高価な新技術を量産する手段に使おう」と欲を出すと、初動で足かせとなって結局は謙虚ターンの競合に足元をすくわれるのは、Cellアーキテクチャを家電にも携帯にも採用させコンピューティングパラダイムの革新を夢見たPS3を彷彿とさせます。

本体だけでシンプルにゲームを優先したPS4のほうが、いまや普及台数を背景に高価な周辺機器のPS VRで注目される様はまさに因果は巡るというべきか、世代を跨いだ壮大なコントでも演じているかのようです。

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