2016年6月8日水曜日

<h1 itemprop="headline">「海に沈んだ古代都市」実は自然が作り上げた現象だった


海底の断層が生んだ、まるで人工物のような光景。

数年前、ギリシャのザキントス島沖で、海中に沈んだと見られる古代都市が発見されました。でもその後の研究で、津波で沈んだ都市だと思われていたものが、実は自然に形成された沈殿物だったことがわかったんです。

でも写真で見る限り、これが自然にできるなんてちょっと信じられないような物体がたくさんあります。たとえばこちら、まるで神殿かなにかの柱の台座のように見えます。



こちらは石畳にしか見えません。



これはあの、船乗りさんが足を乗っけるところ(ボラード)ですよね?


「この場所はシュノーケリングをしていた人が発見し、当初は海に沈んだ古代都市の港だと考えられていました」と語るのは、この発見についての論文主著者であるイースト・アングリア大学のJulian Andrewsさん。「一見しただけでは、ここにあるものは柱の台座や石を張った床のように見えました。でも不思議なことに、人が生活していた痕跡がなかったのです。たとえば陶器などです」

つまり、この古代都市は幻であり、人間の想像の産物だったんです。イースト・アングリア大学の研究チームは、アテネ大学の地質学・地質環境学部門の専門家とともに、この遺跡のさまざまな部分の鉱物学的・化学的分析を行ないました。水中の形成物の鉱物組成と組織を、顕微鏡やX線、安定同位体比などで分析したんです。

「我々は水深2~5mにあるその現場を調査しました。

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