2016年6月3日金曜日

<h1 itemprop="headline">「イメージと違う」「提案がない」デザイナーとのすれ違いはなぜ起こる?

 企業のマーケティングを手伝うエスプライドが5月27日「企業活動とデザインに関する調査」を発表した。調査テーマは「デザイナーとデザイン依頼主のすれ違いを埋めるコツ」で、これまでデザインの発注を行なったことのある中小企業の経営者もしくは役員100人と、企業のデザインの仕事に従事したことのあるデザイナー100人にアンケートを実施した。(調査期間:2016年4月8日~11日)

 調査では、デザイナーに「デザイン依頼を受ける際に困ることは?」と質問。回答したデザイナーのうち57%が「望むデザインに対するイメージが不明瞭なこと」を挙げた。また「具体的にこうして欲しいという指示がない」と回答したデザイナーは42%に上り、多くのデザイナーが依頼内容が不明確で具体的ではないことに困っているという結果になった。(複数回答 n=100)

 一方、デザインを発注した経営者または役員は「依頼する際に不満に思うことは?」という質問に対し「依頼した内容以上の提案がない」と答えた人が54%、「指示通りのデザインにならない」が33%に上った。

●依頼主と"すれ違う"デザイナーの悩み

・制作費を理解してもらえない。

・要望事項が何度も変更があり、それに伴う工数や費用、日程遅延が生ずることへの理解がない。

・お任せといわれていたのにイメージが違うと変更させられた。

・当初の希望されているイメージが途中から大幅に変わってくる。

・依頼主のミスで破棄になる商品を請求させてくれなかった。

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