ドイツの研究チームが、100Gbpsのスピードを叩きだしたWiFiを開発しました。Googleファイバーの100倍の速さですってよ。
Fraunhofer Institute for Applied Solid State Physicsと、Karlsruhe Institute for Technologyの共同研究開発チームが開発している技術ですが、実はこの研究チームは数ヶ月前にも40Gbpsの速度を出したと発表しています。この研究チームは伝説のチームですね。
前回の40Gbpsのテクノロジーもそうですが、100Gbpsのバージョンでも240Ghz帯域の高周波信号を使うことで高速通信を可能にしています。100Gbpsとは、例えばブルーレイの全データをたった2秒で転送できる速度です。
研究チームの教授によれば、
特に地方部では、この無線通信技術は光ファイバー網に代わる低コストで柔軟な代替策となる。そうした地域では、光ファイバー網の拡大は経済的に引き合わないことが多いとのこと。この技術を使うと、電波中継塔の間をレーザーで結ぶことで、ネットワークの空白部分をつなぐことができるそうです。
この技術が民間でも実用可能になればものすごいことになりそうですね。
[KIT via Hacker News]
Photo: KIT
mayumine(ERIC LIMER /米版)
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