2018年10月17日水曜日

ポケモンGOに第四世代「シンオウ地方」ポケモン登場 レイドバトルにも ポケモンボックス拡張も予告

 スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で10月17日午前0時から「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」「ポケットモンスター プラチナ」の舞台となったシンオウ地方のポケモンが登場している。御三家といわれる「ナエトル」「ヒコザル」「ポッチャマ」とその進化形の他、「ミミロル」「コロボーシ」などが追加されている。

 運営元のNianticによると、シンオウ地方で発見されたポケモンは、「これから数週間に渡って続々とポケモンGOにやってきます! 数週間の間、新たなポケモンが野生で出現したり、タマゴからかえったり、レイドバトルに登場したりするようです」という。

 Nianticは「ポケモンボックス」の上限を引き上げて持てるポケモンを増やすなどシステム面の使い勝手向上も図るとしているが、時期は明らかにしていない。

安倍首相「消費税率は10%に」、家電の価格への影響は?

 10月15日の臨時閣議で、1年後に迫った消費増税について、安倍晋三内閣総理大臣は、「消費税率については、法律で定められたとおり、2019年10月1日に現行の8%から10%に2%引き上げる予定」と述べ、同時に「前回の3%引上げの経験をいかし、あらゆる施策を総動員し、経済に影響を及ぼさないよう、全力で対応する」と表明した。

 施策は4つ。(1)認可・無認可をあわせた幼児教育・保育の無償化、(2)軽減税率の一部導入(酒類を除く飲食料品の税率は8%のまま据え置き)、(3)引上げ前後の消費を平準化するため、引き上げ後の一定期間、中小企業の店舗で購入するとポイント還元するなど、支援策を実施する、(4)消費税負担が大きく感じられる大型耐久消費財について、来年10月1日以降の購入にメリットが出るように税制・予算措置を講じる、といった内容だ。
 増税による経済活動への影響としては、増税前の駆け込み需要や増税後の買い控えが挙げられる。本体価格が同じなら増税前のほうが安く買えるため、駆け込みで買うなといわれても、節約第一の消費者は聞く耳を持たない。調べたところ、第1次石油危機では、駆け込み需要によって商品が不足し、結果的に物価上昇を招いたそうだ。
 耐久消費財のなかでも、比較的安価な家電製品は、増税前にいろいろと買いたくなるもの。しかし、テレビやレコーダーなどのデジタル(クロモノ)家電は、そもそも製品サイクルが短く、増税後でも型落ち製品の値下がりが期待できるので、急いで購入する必要はない。

受信するだけでPS4クラッシュ問題、「すでに解決済み」との公式回答。システムソフトウェアアップデートは必要なし

プレイステーション4で特定の文字列を含むPSNメッセージを受信するとシステムがクラッシュさせられる問題につき、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)側から「問題は解決した」との回答が発表されました。

イギリスにおけるSIEのサポート窓口に当たるAsk PlayStation UKは、Twitter上でユーザーからの質問に対して「すでに問題は解決し、ゲーム機は起動不能になりません」と返信。それと合わせて、再起動ループに陥ったPS4を5分以内に修復する方法も紹介しています。
この問題は、はじめ掲示板サイトRedditにて報告されたことから話題になったもの。PS4が認識できない文字コードを受信した際に発生するとされ、PlayStation Messageアプリでそのメッセージを削除しても問題が残ってしまうとの報告もありました。

SIEがどうやって問題を解決したのか、具体的な説明は特にありません。10月17日現在、システムソフトウェアアップデートが出ていない時点で「すでに解決」とされていることから、原因はPS4本体ではなくPSNのネットワーク側にあったと推測されます。

そして「再起動ループを5分以内に修復する」方法は、まずPS Messageアプリ上で問題のメッセージを削除してから、「セーフモードに入って5番を選び、ゲーム機を正常化する」というもの。

Apple、2019年にApple Storeの新店舗をオープンすることを予告

Appleが、2018年10月26日に「Apple 渋谷」をリニューアルオープンすることを正式発表したのに合わせて、2019年にもApple Storeの新店舗をオープンすることを予告するAppleロゴを掲載しています。

Appleロゴは1個なので、2019年は、お宝が以前から候補地として予想しているラゾーナ川崎プラザなど、神奈川県への出店のみとなるのかもしれません。

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Oracle、Javaやデータベースなど301件の脆弱性を修正 速やかに適用を

 米Oracleは10月16日、四半期に1度のセキュリティ更新プログラム「Critical Patch Update(CPU)」を公開した。Java SEを含む幅広い製品を対象として、計301件の脆弱性を修正している。

 アップデートの対象となるのは、Oracle Database Server、Golden Gate、Big Data Graph、Fusion Middleware、Enterprise Manager、E-Business Suite、PeopleSoft、Siebel CRM、Industry Applications、Java SE、Virtualization、MySQL、Sun Systems Products Suiteなどの各製品。

 中でもGolden Gateには、危険度が共通指標CVSSのベーススコアで最も高い「10.0」の脆弱性が存在する。また、Database ServerやEnterprise Manager、Fusion Middleware、MySQLなどでも、危険度「9.8」の脆弱性が多数を占める。

 Javaでは12件の脆弱性が修正された。危険度は最も高いもので「9.0」と評価されている。最新バージョンとなる「Java SE 11.0.1」が同日公開され、これらの脆弱性に対処した。

 なお、「Java SE 8」については2019年1月を最後にアップデートが公開されなくなる。

READYFORが5.3億円の資金調達、AI研究の松尾豊氏をはじめ強力な布陣

 クラウドファンディングのREADYFORは、第三者割当増資によって約5.3億円の資金調達を実施。あわせて、社外取締役やアドバイザーに各分野の第一人者をそろえた。

■各界の第一人者が集結

 2011年3月にスタートした、クラウドファンディングサービス「Readyfor」は、約7年間で9,000件以上のプロジェクトを掲載し、70億円以上の資金を集めている。

 今回同社は、グロービス・キャピタル・パートナーズ、Mistletoe、石川康晴氏(ストライプインターナショナル 代表取締役社長兼CEO)、および小泉文明氏(メルカリ 取締役社長兼COO)を引受先とした第三者割当増資により約5.3億円の資金調達を実施。クラウドファンディング事業の人材採用、システム強化、新たな資金流通メカニズムの確立を加速させるための新規事業開発を行う。
(左上から)グロービス・キャピタル・パートナーズ 山本絢子氏、菅野薫氏、小泉文明氏、石川康晴氏、松尾豊氏、 Mistletoe 渡邉賢太郎氏、今野穣氏、元田宇亮、米良はるか樋浦直樹草原敦夫

 あわせて経営体制の拡充・強化を行い、今年7月に参画した弁護士の草原敦夫が執行役員 CLO、グロービス・キャピタル・パートナーズ 今野穣氏が社外取締役に就任する。

 アドバイザーとして、石川康晴小泉文明、孫泰蔵(Mistletoe)、松尾豊(東京大学 特任准教授)の各氏が参画。ブランド強化のため、クリエーティブアドバイザーとして、電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト 菅野薫氏が参画する。

YouTubeで接続障害 「アクセスできない」報告相次ぐ【復旧済み】

 「YouTubeにアクセスできない」──10月17日午前10時ごろから、ネット上でこんな報告が相次いでいる。ITmedia NEWS編集部で確認したところ、PCとスマートフォンのいずれからもYouTubeにアクセスできない状況だ。

【更新:2018年10月17日午前11時40分:不具合が解消したとみられる旨を追記しました】

 PCのWebブラウザでYouTubeにアクセスすると「500 Internal Server Error」と表示され、スマートフォンアプリ(Android)では「エラーが発生しました」と表示された。YouTube側のサーバに何らかの障害が発生していると思われる。

 Twitterでは全世界で「#YouTubeDOWN」がトレンド入りしている。多くの国で同様の障害が発生しているようだ。

 午前11時40分、YouTubeにアクセスできることを確認した。障害は解消したとみられる。

サイバーエージェント、アニメ制作事業に参入

 サイバーエージェントは10月17日、アニメ制作事業に参入すると発表した。アニメレーベル「CAAnimation」(シーエーアニメーション)を同日付で設立し、メディアミックスを前提とした企画開発やプロデュースを行う。

 制作したオリジナルアニメは、同社子会社によるゲーム化や、インターネットテレビ局「AbemaTV」との連動を行う。サイバーエージェントによると、3年以内に5本程度のアニメ制作を想定しているという。

 CAAnimationのエグゼクティブプロデューサーはCygamesの落合雅也さん、ゼネラルプロデューサーはサイバーエージェントの田中宏幸さん(代表作:Wake Up, Girls!、ユーリ!!! on ICE)が務める。

 サイバーエージェントは2017年6月、子会社のCygamesと共同で、アニメIPへの投資を目的としたファンド「CA-Cygamesアニメファンド」を設立。アニメ関連の事業拡充を目的に、アニメ制作委員会への出資によるアニメのネット配信権、ゲーム化権の取得を進めていた。

ドコモ、Xperia XZ3やPixel 3など全11機種の冬春モデルを発表 

ドコモが2018 - 2019冬春の新商品を発表しました。既に発表されているPixel 3 / 3XLとあわせ、スマートフォン7機種・フィーチャーフォン2機種・子機1機種・Wi-Fiルータ1機種の全11機種をそろえます。

「Pixel 3 / Pixel 3 XL」は、Google謹製のAndroid 9 Pie搭載スマートフォンです。Googleの最新AI機能を真っ先に利用できる点が特徴。Pixelシリーズとしてはじめておサイフケータイ(FeliCa)にも対応します。11月1日発売予定。

Xperia XZ3」は、ソニーが9月にグローバル発表したXperiaの最新モデル。シリーズ初の有機ELディスプレイは、4K OLED BRAVIAと同等の表示品質を確保しているとされています。また、先代に比べた薄型・軽量化も特徴。11月上旬発売予定。

Galaxy Note9」は、8月にグローバル発表されたGalaxyシリーズの最新機種。前モデルの「Galaxy Note8」よりも放熱性能を高めることでゲーミングにも最適化。さらにS-PenはBluetoothに対応。三脚などで撮影する場合にも、S-Penを使って遠くからシャッターを押すことができます。10月25日発売予定。

Galaxy Feel2」は、ドコモの格安スマホ対抗プラン「docomo with」に対応したモデル。一括4万2000円(税込)という低価格ながら、18:9の縦長有機ELディスプレイを搭載。

2018年10月16日火曜日

『ポケモンGO』アップデートで図鑑がシンオウ地方に対応!バージョン履歴にも気になる表記が

iOS/Android向けアプリポケモンGO』は、バージョン1.91.1及び、バージョン1.91.2へのアップデートを実施しています。

このアップデートの内容によると、先日明らかになったシンオウ地方のポケモン追加が『ポケモンGO』ゲーム内で行われたとのこと。実際にアプリを起動してみると、図鑑メニューに「シンオウ」の項目を見ることができました。

しかし、確認できたのは追加された図鑑の項目のみで、シンオウ地方のポケモンをフィールド内で見つけることはできていません。Twitterでも確認してみたところ、多くのユーザーが「図鑑は増えているけど、シンオウ地方のポケモンはまだ出てきていないみたい」とツイート。既存ポケモンの進化(ヨノワールやエルレイド)も今はできないようです。

正確な実装時期は明らかにされていませんが、図鑑の追加など近日中に登場する可能性が高いことを予感させます。今後の続報に期待しましょう。

ポケモンGO』は、好評配信中。基本プレイ無料のアイテム課金制です。

(C)2018 Niantic, Inc.
(C)2018 Pokémon.
(C)1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

「ルンバ」は日本で普及するのか 「一家に1台」を目指す戦略とは

 ロボット掃除機といえば、米iRobot(アイロボット)の「ルンバ」。そう認識している人は多いだろう。しかし、高い認知度にもかかわらず、「使ったことがない」という人も多いのではないだろうか。

 iRobotは2002年にルンバを日本発売し、14年には床拭きロボット「ブラーバ」も日本市場に投入。国内出荷台数は累計300万台を突破した。ロボット掃除機の国内シェアは約60%を占めるという。

 一方で、日本におけるルンバとブラーバの世帯普及率は4.5%にとどまる。共働き世帯の増加などを背景に、ロボット掃除機をさらに普及させていくことが課題だ。その一手として、日本の消費者のニーズに応じた機能と価格帯を備えた新モデル「ルンバ e5」を発売する。

 17年に設立した日本法人のアイロボットジャパンは、ロボット掃除機の将来像について「一家に1台」を掲げる。その実現に向けた戦略について、挽野元社長に聞いた。

●認知度が高くても"自分ごと"になっていない

――ロボット掃除機の販売台数は確実に伸びていますが、普及はまだこれから、といった印象です。日本市場の現状をどのように見ていますか。

 17年4月に日本法人を設立してから、「ニーズをとらえた製品開発」「普及に向けた取り組み」「お客さまとの関係強化」に重点的に取り組んでいます。それらを実践するために、日本のお客さまのニーズを繰り返し調査してきました。

 実際のルンバ使用世帯では、非常に愛着を持って使っていただいています。

ドコモとソフトバンクの「Pixel 3」「Pixel 3 XL」、価格はどちらが安い?

 NTTドコモとソフトバンクが、Googleのスマートフォン「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」を11月1日に発売する。2社とも10月19日から予約を受け付ける。それぞれ価格が出そろったので、ここで紹介したい。価格は全て税込。

Pixel 3

 ドコモは64GBのみ、ソフトバンクは64GBと128GBどちらも取り扱う。

 一括価格はドコモ(64GB)が9万8496円、ソフトバンクの64GBが9万8400円、128GBが10万8960円。ちなみにGoogleが販売するものは、64GBが9万5000円、128GBが10万7000円。

 毎月の割引として、ドコモは月々サポート、ソフトバンクは月月割が最大24回適用される。ただしソフトバンクでは、「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」で2年契約を選ぶと、月月割は適用されない。

 ドコモ(64GB)の月々サポートは、新規契約と機種変更だと1728円、MNPだと2754円適用される。これの24回分を引いた実質価格は、新規契約と機種変更が5万7024円、MNPが2万7216円。

 ソフトバンクの月月割(24回払いの場合)は、64GBが1820円、128GBが1860円適用され、24回分を引いた実質価格は64GBが5万4720円、128GBが6万4320円。

 64GBの比較だと、一括価格はGoogleが販売するものが最安で、ドコモとソフトバンクで大差ないが、ドコモはMNPの割引きが手厚い。

音楽再生ソフト「Winamp」ストリーミング対応して2019年カムバック。多彩な音楽ソース統合する再生環境に

iPod登場前のインターネット普及期に、コンパクトかつ扱いやすいMP3音楽プレーヤーソフトとして人気を誇ったWinampが、2019年に音楽ストリーミング対応など大幅なリニューアルを遂げて帰ってきます。

TechCrunchの報告によると、現在Winampの開発を行っているベルギーのインターネットラジオ配信企業Radionomyは、ポッドキャスト、プレイリスト、インターネットラジオ、クラウドなどを1つのプラットフォームに集約するまったくの新バージョンを開発中とのこと。Winampといえば、かつては音楽CDをPCに取り込んで構築したライブラリーを聴くためのMP3再生ソフトとして人気を誇りました。しかし、美点だったメモリ消費の少なさを犠牲にして機能追加したうえプラグインの後方互換性がないバージョン3.xではユーザーの移行に失敗。さらに2.x系と3.x系を統合し機能追加したバージョン5.xでは旧バージョンで料金を支払った登録ユーザーからも再び料金を徴収するといった方針が、結果としてユーザー離れを招きました。

またiPodiTunesの普及がWinampの必要性を低下させたほか、インターネットを通じた違法MP3の問題による印象の悪化などもあり、いつしかWinampは忘れ去られてゆきました。

しかし、実はWinampは今も現役のソフトウェアとして生きながらえており、TechCrunchは2013年以来のアップデートとなるバージョン5.8が10月18日にリリースされる予定と報じました。

Apple、「ベーグル」の絵文字にクリームチーズを追加──要望を受け

 米Appleが10月2日に発表したiOS 12で追加する新しい絵文字の「ベーグル」を修正した。絵文字リファレンスサイトEmojitopiaのジェレミー・バージ氏が15日(現地時間)、変更に気づいてブログで紹介した。

 2日に紹介した絵文字はiOS 12.1 beta 2のもので、ベーグルにはクリームチーズが塗られていなかった。iOS 12.1 beta 4ではクリームチーズが塗られている。

 ベーグル絵文字については、Appleの発表直後から、「これではWalmartの冷凍庫から出してきただけのベーグルのようだ」というニューヨーカーの批判的なツイートなどがあった。クリームチーズを販売する米Kraft HeinzのブランドPHILADELPHIAはChang.orgでクリームチーズを追加してほしいというChang.orgでの署名運動を立ち上げた。

 ちなみに、バーガー絵文字で論議を呼んだGoogleのベーグルの絵文字にはクリームチーズが挟まれている。

2018年10月15日月曜日

人気漫画『ワールドトリガー』が連載再開! 10月29日発売『週刊少年ジャンプ』48号から

 2016年から連載休止していた人気漫画『ワールドトリガー』が、10月29日発売の『週刊少年ジャンプ』48号で連載再開されることが発表されました。再開にあたり、作者の葦原大介先生から描き下ろしイラストとコメントが届いています。

 『週刊少年ジャンプ』48号から11月26日発売の52号まで、5号連続での掲載が予定されており、その後は『ジャンプSQ.』に移籍することも決定。また1年9カ月ぶりとなる最新コミックス第19巻も12月4日に発売され、同日発売の『ジャンプSQ.』2019年1月号では、その第19巻の続きを読むことができます。

 さらに連載再開に先駆けて「少年ジャンプ+」では、10月15日から『ワールドトリガー』を毎日2話ずつと、葦原先生の初連載作品『賢い犬リリエンタール』の全話を無料公開。またアニメ『ワールドトリガー』関連でも、グッズショップが復活し11月2日~11月21日まで「池袋P'PARCO」と「なんばマルイ」で開催されるほか、12月7日・8日には「新宿バルト9」でキャスト&スタッフトークショー付きのオールナイト上映イベントの開催が決定しています。

 『ワールドトリガー』は2013年から連載を開始し、2014年10月~2016年4月にかけてテレビアニメも放送された人気SFアクション漫画。2016年11月に『週刊少年ジャンプ』にて、葦原先生の体調不良を理由に休載が発表され、再開時期は未定とされてきました。

iPhone XS MaxはiPad miniの代わりに使える? 使えない? - 前編

●歴代もっともiPad miniと大きさが近い新iPhone
2015年に「iPad mini 4」が発売されて以来、後継製品が出ないまま現在に至っているiPad miniシリーズ。iPad mini 4はいまなお現行製品としてラインナップされているが、後継モデルが3年にわたってリリースされていないことからも、メインストリームから外れてしまっていることは間違いない。今後Apple側で何らかの方針変更がない限り、終息に向かうのは確実と思われる。

そんな中、9月12日(米国時間)に登場したiPhone新モデル「iPhone XS Max」は、iPhone史上最大となる6.5型スクリーンを搭載した製品だ。「iPad mini 4」など歴代のiPad miniシリーズは7.9型であることから、これまででもっともiPhoneとiPadとの画面サイズが近づいた製品ということになる。

普通であれば、iPad miniシリーズからの乗り換えを考える場合、ひとまわり大きい第6世代iPadや10.5インチiPad Proが候補になるところだが、約1.4インチ程度しか画面サイズが変わらないのであれば、むしろiPhone XS Maxが代替になりはしないかと、考えを巡らせた人もいるのではないだろうか。

今回は、このiPhone XS MaxがiPad mini 4の利用範囲をどれだけカバーできるか、前編・後編にわたりさまざまな観点で見ていこう。

AIロボット「ハロ」、会話機能をアップデート 「逆襲のシャア」を語る

 バンダイは10月15日、AI人工知能)を搭載した対話ロボット「ガンシェルジュ ハロ」の会話機能を2019年3月に無料アップデートすると発表した。ハロとアニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に関する会話を楽しめるようになる。

 ガンシェルジュ ハロはテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するペットロボットを再現したコミュニケーションロボット。ガンダムの知識を豊富に持ち、ユーザーに質問したり、クイズを出したり、うんちくを語ったりする。日本アイ・ビー・エムがAI技術の開発に協力し、会話システムには「IBM Watson Assistant」を活用している。

 これまではテレビアニメ「機動戦士ガンダム」(全43話)に関する会話を楽しめた。アップデート後は「ガンシェルジュ ハロアプリ」から切り替えることで「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に関する会話も楽しめるようになる。

 また、バンダイは10月15日から「ガンシェルジュ ハロ」の二次予約を受け付ける。本体価格は14万9040円(税込)で、別途サーバ利用料がかかる。発送予定は12月。

400万DLの女性向けアプリを立ち上げた、新卒男性リーダーの成長

 「女性にウケる商品を!」「女性のニーズに対応しよう」という掛け声に頭を悩ませている人は多いのではないだろうか。当事者である女性社員に任せてしまおう、という方法も一つの手かもしれない。

 だが、成果を出す方法は他にもある。女性向けサービスを立ち上げ、ヒットさせた男性もいる。情報キュレーションアプリを運営するGunosy(グノシー)の渡辺謙太さんだ。新卒3年目ながら、執行役員 LUCRA事業部部長を務める。渡辺さんは女性向け情報を配信するアプリ「LUCRA(ルクラ)」の立ち上げに入社1年目から参加し、その後「プロダクトオーナー」に抜てきされた。2017年5月にリリースしたLUCRAは約1年半で400万ダウンロードを達成(18年10月時点)。成長を続けている。

 細やかな"女性目線"が必要なアプリ開発の分野で、どのようにサービスをつくり上げていったのか。若手社員がチームをまとめる難しさも感じたという渡辺さんに、LUCRA立ち上げの経験について聞いた。

●男性だけで始まったアプリ開発

 LUCRAは、10代後半~30代の幅広い世代の女性に向けて、さまざまなトレンド情報などを発信するアプリ。美容、ファッション、ライフスタイル、恋愛、子育て、グルメなどがテーマとなるメディアの記事を独自のアルゴリズムで収集し、配信する。1日の配信本数は1200本以上に上る。

 「女性向けの新サービス」を立ち上げるために、開発が始まったのは17年2月。

[注目トピックス 日本株]Gunosy---ストップ高買い気配、第1四半期大幅増益決算で業績予想を上方修正

*14:00JST Gunosy---ストップ高買い気配、第1四半期大幅増益決算で業績予想を上方修正
Gunosy<6047>はストップ高買い気配。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は7.9億円で前年同期比90.3%増と大幅増益になった。つれて、上半期予想は11.2億円から13.4億円に、通期予想は25億円から27.2億円にそれぞれ上方修正している。新たなコンテンツや施策の拡充、プロモーション施策の積極化などにより、1DL当たりの獲得費用、新規DL数、DLしたユーザーの継続率、及び1DL当たりの収益性などが計画を上回っているもよう。
《HH》

au、「iPhone XR」64GBモデルは税込10万円切り 3キャリア価格出そろう

 KDDIは10月15日、10月26日に発売する「iPhone XR」のKDDI直営店における販売価格を発表した。最小容量の64GBモデルは、税込で9万8400円と10万円を下回る価格となった。キャリア3社の中では最安。

(記事中の価格は全て税込)

 新規契約、機種変更、他社から乗り換え(MNP)ともに価格は共通で、64GBモデルは9万8400円、128GBモデルは10万4880円、256GBモデルは11万6640円。

 対象の料金プランに適用する通信料金の割引である「毎月割」は、3モデル共通。機種変更時の毎月割額は2710円×24カ月(総額6万5040円)で、新規・MNP時の毎月割額は3110円×24カ月(総額7万4640円)となる。

 auピタットプラン、フラットプランに加入の場合、毎月割は適用されない。これらのプランと月額390円の「アップグレードプログラムEX」に加入し、25カ月目に新機種へ機種変更し、iPhone XRをKDDIに返却した場合の端末代金負担額は以下の通り。

・64GBモデル:2050円×24回(総額4万9200円)

・128GBモデル:2185円×24回(総額5万2440円)

・256GBモデル:2430円×24回(総額5万8320円)

 なお、アップグレードプログラムEXを24カ月継続すると端末代金とは別に、390円×24回=9360円かかる。

●iPhone XRの価格、3社出そろう

 KDDIの端末代金設定は、Apple直販価格より約7000円高い設定で、NTTドコモの価格設定とほぼ同様。64GBモデルと128GBモデルではKDDIが数十~数百円安いが、256GBモデルは2社とも同価格となる。

 一方、ソフトバンクは64GBモデルから10万円を超えており、全モデルとも3社中最も高価な価格設定となっている。

2018年10月14日日曜日

スマホ乗り換えで「Pixel 3」を選んだ理由

 GoogleがハイエンドAndroidスマートフォンの「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発表しました。3世代目でようやく日本でも販売するということで、これまでより注目を集めています。

 そして、多くの人が価格が高いと驚いています。これまでGoogleが出してきた「Nexus」シリーズや「Android One」とは違って、Pixelシリーズはハイエンドなので、「Galaxy」や「Xperia」のハイエンドモデルとあまり変わらないと思うのですが……。

 また、「iPhoneと同じくらいの値段なのに、何でPixelを買うの?」という声もちらほら聞こえてきます。でも、「Pixel 3」(税込み9万5000円)の64GBと「iPhone XS」の64GB(税込み12万1824円)を単純に基本スペックで比較すると、Pixel 3は2万円以上安い割に、それほど劣っているとは思えません。

 真面目に比較表を作ってしまいましたが、スペックの比較はあまり意味がないでしょう。スペックの優劣が多少あったところで、iPhone(iOS)からAndroidへも、AndroidからiPhoneへも、よほどのことがなければ乗り換えないのではないでしょうか。

 それに、Pixel 3の、というか、Googleのハードウェアの特徴はハードウェアのスペックではなく、それを経由して使う「AI+ソフトウェア」にあると思います。

海賊版誘導:「リーチサイト」規制へ 運営者らに罰則

 文化庁は、漫画や映画などの海賊版サイトにインターネット利用者を誘導する「リーチサイト」を規制するため、著作権法を改正する方針を固めた。リーチサイトにリンク(URL)を張る行為は、これまで違法ではないと解釈されていたが、これを著作権の侵害行為とみなし、著作権者が掲載の差し止め請求をできるようにするほか、提供者らに対する罰則規定を設ける。来年の通常国会に同法改正案の提出を目指す。

 文化庁長官の諮問機関・文化審議会の小委員会がリーチサイトの対応を議論しており、9月に論点整理案をまとめた。

 小委員会はリーチサイトそのものには海賊版は掲載されていないものの、リンクを張ることで海賊版の拡散を助長しているとして「著作権侵害と同視すべき大きな不利益を著作権者に与える」と指摘。整理案を受けた文化庁が民事、刑事の双方で規制する方針を決めた。

 差し止め請求の対象は「海賊版に誘導するリンクを張る行為」で、リンク提供者だけでなく、削除できるのに放置したサイト運営者も含まれるとする。憲法が保障する表現の自由を侵害しないよう、リンク先が海賊版であることを知っているか、知ることができたと認められる場合に限定する。

 抑止効果の観点から罰則が必要としており、小委員会では「懲役5~3年の罰則が適切ではないか」との意見が出ている。

 海賊版サイトを巡っては、政府の有識者会議が、利用者の同意なく特定のサイトを見られなくする「接続遮断(ブロッキング)」の法制化について検討している。

2018年10月13日土曜日

ドライブのセキュリティ対策は万全? 今売れているドライブレコーダーTOP5はこの製品!

 「BCNランキング」日次集計データによると、2018年10月11日、ドライブレコーダーの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 ドライブレコーダー ZDR-015(コムテック)
2位 ドライブレコーダー ZDR-012(コムテック)
3位 ドライブレコーダー DRV-830(JVCケンウッド)
4位 ドライブレコーダー WD300(ユピテル)
5位 スタンダードドライブレコーダー DRV-325(JVCケンウッド)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

【関連記事】
【実売データでわかる売れ筋ランキング(1位~50位)】(毎週木曜日更新)
ドライブレコーダーのJVCとカーナビのパイオニアで決算に明暗
ドライブレコーダーの年間販売台数、過去最大を更新

2018年10月12日金曜日

フリーWiFiが勝手に繋がってイラッ! …それ、じつは一掃できることご存知ですか


さまざまなプランが用意されている、昨今の携帯料金。使えるデータ量で料金が決まる場合も多く、なるべく使用量は抑えたいものですよね。節約対策として、無料の公衆無線LANを利用している人も多いと思いますが、このサービス、本当に満足してますか?


国内に100万件ある公衆無線LAN
勝手につながって面倒なことも!


鉄道の駅やカフェ、コンビニなど、さまざまな場所で提供されている公衆無線LANは、今や国内に100万件を数えます。一見便利なサービスですが、イラッとするのは勝手につながったのに、いきなりログイン画面に飛ばされちゃうこと。コレはあまりにもメンドウです!



ほとんどの公衆無線LANでは、Wi-Fiがつながっただけでは利用できません。ブラウザを開くと、自動でログイン画面が現れます。



意識せずつながってしまった場合には、ホントにイライラ! 自分から希望して利用する場合でも、メールアドレスや各種情報の入力を要求される場合もあり、この手間がとてもストレスになります。


そのうえ速度が遅い場合もあり!
もう、つながって欲しくない…



「公衆無線LANサービスの下り通信速度(全時間帯)」(出典:株式会社ICT総研)

この表は、株式会社ICT総研が2018年5月に実施した公衆無線LANの下り速度の調査をまとめたものです。セブンスポットが飛び抜けて速い速度を記録していますが、キャリア3社の平均は19.7Mbpsと低調。快適に利用できるならまだしも、手間がかかって速度まで遅いとなると、正直、厄介者です。

公衆無線LANの困った部分がわかったところで、この「勝手につながる問題」の解決方法をご説明いたします。

AndroidとiPhoneではちょっと方法が違います。まずはandroidから!


Androidはアプリで対処!
「WiFi Automatic」がイチオシ


勝手につながって欲しくない場合は、便利なアプリでサクッとブロックしちゃいましょう。

無料で使える「WiFi Automatic」をインストールすれば、あらかじめ指定した条件(位置情報や時間など)を判断して自動でWi-Fiをオン/オフしてくれます。

「iPhone XR」は「iPhone 8」を超える人気に 著名アナリストが予測

10月19日に予約注文開始、26日に発売を控えるiPhone XRの最終的な売上が、iPhone 8とiPhone 8 Plusのそれを上回るとのアナリスト予測が発表されました。

アップル製品関連の予測で著名なアナリストMing-Chi Kuo氏の最新レポートによると、10月の第1週、ほとんどの中国ブランドのスマートフォン売上は前年同期よりも低かったとのこと。その理由の1つとして、一部の消費者がiPhone XRの発売を待っていることを挙げています。中国では10月1日から7日は1週間にわたる大型連休で、日本でいうゴールデンウィークに当たるため、製品の売上動向を測る目安の1つとされています。

Kuo氏によれば、この期間における中国スマートフォンの低調は、1つには革新的なセールスポイントが欠けていたこと。もう1つは米中貿易戦争が「消費者の信頼に影響を及ぼしている可能性があり、買い替えサイクルを長くするかもしれない」と警告しています。

そして3番目の理由は、一部の消費者、特に既存のiPhone過去機種のユーザーは、より手頃な価格のiPhone旧モデルを選択したり、iPhone XRの発売を待っているからだとか。アップルにとってiPhone XRは、HuaweiやOppo、VivoやXiaomiなどとの競争が激化している中華圏で、市場シェアと収益を拡大する手がかりだと述べています。

概して中国スマホが売上不振の中で、Kuo氏はHuaweiのみが10月の第1週に出荷量が前年比で増加した唯一のブランドとして「堂々たる勝利者だ」と高い評価です。

「ブロッキングの検討、白紙に戻すべき」 Cloudflareによる「漫画村」運営者情報開示受けJILISが意見書

 「前提事実に重大な誤認があったことが判明したことから、ブロッキングについての検討はいったん白紙に戻すべき」――情報法制研究所(JILIS、理事長:鈴木正朝・新潟大学法学部教授)は10月11日、海賊版サイト対策について議論している政府の検討会議(タスクフォース)でブロッキング法制化が検討されていることについての意見書を公表した。

 政府は「海賊版サイトの運営者は特定が困難」としてタスクフォースを設置したが、海賊版漫画サイト「漫画村」が利用していたCDN・Cloudflareが6月、漫画村の運営者情報を開示していたことが判明したため、タスクフォースの前提が崩れたと指摘し、ブロッキングについては再検討が必要としている。

 また、Cloudflareへの情報開示の手続きを行った山口貴士弁護士の意見書も公開。手続きのスキームを明かした上で、「CDNを利用している海賊版サイトの運営者の特定は可能」なため、ブロッキングは刑法上の「緊急避難」には当たらず、ブロッキングの立法する根拠となる立法事実も「存在しない」としている。

●「運営管理者の特定が困難」との前提だったが……

 海賊版サイト対策をめぐっては、政府の知的財産戦略本部が4月、「漫画村」をはじめとする3サイトについて「ブロッキングを行うことが適当」との緊急対策を表明。6月には、有識者による「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)」を設置し、対策を議論してきた。

ドローンを5カ所で飛ばし放題 熊本・南小国「ドローン手形」スタート

 熊本県南小国町の町内5カ所で自由にドローン飛行が行えるサービス「南小国ドローン手形」が始まった。観光振興や鳥獣害対策にドローンを活用している南小国町の観光協会と、熊本市のドローン関連企業・コマンドディーが展開。料金は1日3000円。

 町内のドライブイン「三愛レストハウス」のグラウンドや、巨石文化遺跡のある「押戸石(おしといし)の丘」(別途200円が必要)、小学校の跡地など5カ所が対象。

 特設サイトで仮予約するか現地で直接申込み、料金を支払えば「ドローン手形」がもらえる。この手形を掲示すれば、5カ所を自由に行き来しながらドローン飛行を行える。1日4人限定。

 町内の黒川温泉では、1枚で3湯入れる温泉パスポート「入湯手形」を発行している。ドローン手形は、南小国町の小国杉で制作した。

 会場の下見をしたり、ドローンパイロット同士などで交流できるイベント「ドローン交流会in南小国ドローン手形 BBQ付き!」を10月15日に開催するほか、今後も定期的にイベントを行う。

 観光協会は「雄大な自然が広がる南小国町で思う存分空撮を楽しんで頂けたらと思います。黒川温泉をはじめ、多くの温泉地がございますので、ドローンを飛ばして疲れたら、是非ともお風呂にも入って帰って頂けますと幸いです」とコメントしている。

今度のXperiaは「持ち運べるブラビア」! Xperia XZ3を発表

 ソニーモバイルコミュニケーションズは10月11日、アスペクト比18:9、約6.0インチの3D曲面の有機ELディスプレイを搭載した最新スマートフォンXperia XZ3」を発表した。

 「Xperia XZ3」は、Xperiaシリーズとしては初の有機ELディスプレイを搭載。画面サイズはXperia XZ2の約5.7インチから約6.0インチにアップし、クアッドHD+(2880×1440ピクセル)の解像度を誇る。HDRに対応し、ソニー独自の画像処理エンジンで「持ち運べるブラビア」を体現。一般的な液晶では出せない、完全な「黒」を表現し、広色域で高精細な映像が堪能できる。なお、有機ELディスプレイの採用で、従来の液晶ディスプレイでは必要だったバックライトが不要となったため、前機種「Xperia XZ2」よりも2mmほど薄くなっている。
 インタフェースにもこだわり、大画面スマホの課題ともいえる「片手操作」を新機能「サイドセンス」によって大幅改善。バックキーやホームボタン、通知設定など、片手で操作する際、親指で届かなかった操作を、Xperiaのサイド部分を親指でダブルタップするだけでショートカットキーを呼び出し、任意の操作を行うことができる。また、撮影したい時に瞬時に対応できるよう、ポケットから取り出して横に構えるだけでAIが手の動きを検出し、カメラが起動する「スマートカメラ」機能を搭載。

英Dialogから300人以上がAppleに移籍

 英Dialog Semiconductorが、Appleと技術ライセンス契約を結び、ダイアログエンジニアをAppleに移籍させ、パートナーシップを強化すると10月11日(現地時間)、発表した。

 Appleは、パワーマネジメント回路のライセンス料として6億ドル(約673億円)を支払うことで合意。前払いとして3億ドルを現金で支払し、同社の16%に相当する300人以上の技術者をAppleに移籍させる。

 Dialog Semiconductorのジャラル・バゲーリCEOは「この取引は、Appleとの長期にわたる関係を再確認し、Dialogで構築した強力なビジネスとテクノロジーの価値を実証している。当社の実績、顧客関係、有能な従業員が、当社の今後の将来の成長見通しに大きな自信を与えてくれている」「この取引はフォーカスし強化した事業から恩恵を受けるものであり、従業員および株主にとって最善の利益になると確信している。戦略的成長イニシアチブに投資するための財務的柔軟性を強化する」と述べている。

 Appleのハードウェア技術部門担当上級副社長のジョニー・スラウジ氏は「Dialogはチップ開発において深い知識を持っており、私たちの製品を長い間サポートし今やAppleで直接働いている才能あるエンジニアのグループを抱えることに興奮している」と述べ、「Dialogと私たちの関係は初期のiPhoneにまでさかのぼるもので、長く続いてきた彼らとの関係を続けることを楽しみにしている」と続けている。

 この取引は2019年上期中に完了する見込み。

[MACお宝鑑定団]

「いきなり!ステーキ」アプリが「dポイント」と連携 100円で1円還元

格安ステーキチェーンの「いきなり!ステーキ」は10月11日、店舗での提示で肉マイレージが貯まる「いきなり!ステーキアプリ」において、dポイントとの連携を開始しました。

肉マイレージ対象商品(ステーキなど)の支払いの際、100円につきdポイント1円分を還元します。

なお、利用にはいきなり!ステーキアプリとdポイントのID連携が必要。それを済ませれば、別途dポイントカードを提示する必要はなく、いきなり!ステーキアプリを提示するだけでdポイントが貯まります。

貯まったdポイントは1ポイント=1円で肉マネーと交換可能。いきなり!ステーキでの支払いに利用することもできます。

また、10月11日から11月11日までの期間中、いきなり!ステーキアプリにdポイントカードを登録(ID連携)したユーザーを対象に、抽選で1000名に肉マネークーポン1000円分をプレゼントするキャンペーンも実施します。

「ヤフオク!」出品が無料化 スマホアプリ以外でも

 ヤフーは10月12日、ネットオークションサービス「ヤフオク!」で、無料会員がスマホアプリ以外からもオークション出品できるようにすると発表した。これまで無料会員はスマホアプリからしかオークション形式で出品できなかった。11月12日以降、PCブラウザやスマホブラウザからも出品できるようになる。

 ヤフオク!の出品形式には「オークション出品」と、定額で出品する「フリマ出品」があり、オークション出品の利用は長らく有料の「Yahoo!プレミアム」会員(月額税込498円)に限られていた。今年3月からスマホアプリ限定で無料会員のままでもオークション出品を可能にし、20代など若年層の出品が増加したことを受けて、アプリ以外への拡大に踏み切ったという。

 合わせて11月12日から、無料会員のオークション開催期間も変更。従来は「1日間」だったが、有料会員の出品同様、最大7日間とする。出品方法も簡略化し「商品タイトルの入力など必要最小限の入力で出品できるようにする」(同社)。

 配送方法は、出品者と購入者が互いの住所や名前などを知らせずに商品を配送できる「匿名配送」も選択できる。ただし無料会員の場合は、落札システム手数料として落札価格(税込)の10%がかかる。有料会員の場合は手数料が8.64%になり、より詳細な出品設定を行えるとしている。

 「高く売りたいと思った時、それなりの相場で売れるのがオークションの強み。定額で売った場合『もっと高く売れたのでは』と感じるユーザーが6割近くいるという調査もあるので、そういう人にもヤフオク!を試してもらいたい」(同社)

2018年10月11日木曜日

フェイクニュース対策は「言論統制」に利用されてしまうのか

 世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)であるFacebook。ユーザー数は世界で20億人を超え、年間の売り上げは407億ドル(約4兆6000億円)に達する。そんなFacebookが最近、繰り返しトラブルに見舞われている。

 直近では2018年9月、Facebookのログイン認証情報がハッカーに盗まれ、最大で5000万件のアカウントに被害が出る可能性が明らかになり、大きな騒ぎになっている。現在のところハッカーがログイン情報を悪用した形跡は見つかっていないが、それでもFacebookの信用が大きく傷ついたのは間違いない。しかも今、別の情報流出も指摘されており、調査が続けられている。

 Facebookは16年の米大統領選でも、ドナルド・トランプ候補を後押しするようなフェイクニュースを拡散させた媒体として世界的に批判を浴びてきた。最初は疑惑を否定していたFacebookも、18年1~3月の3カ月間だけで実に5億8000万件以上の偽アカウントを削除した。それには、米大統領選に限らず、世界各地で政治的なフェイクニュースを拡散させるのに使われたとされる偽アカウントなども数多く含まれている。

 政治的なフェイクニュースを拡散させたのはFacebookだけではない。Twitterも偽アカウントがフェイクニュースをばらまいていると批判され、大量の偽アカウントを削除している。

 こうした話から、国家的なハッカーらがFacebookやTwitterなどのSNSを使って暗躍しているという事実は、もはや周知の事実となっている。

LINE、ユーザーが自作した絵文字も販売可能に

 LINEは10月11日、ユーザーが制作したオリジナルのLINE絵文字を販売できるサービス「LINEクリエイターズ絵文字」の提供を始めた。同日から自作絵文字の申請を受け付ける。11月中に販売を始める予定。

 LINE絵文字は、LINEのトーク上で利用する絵文字。テキストメッセージと一緒にふきだしの中で使える他、スタンプのように絵文字単体でも利用できる。今年4月から人気キャラクターなどを起用したLINE絵文字を公式で販売していた。今回、一般ユーザーも販売できるようにする。

 LINEスタンプの制作・販売プラットフォーム「LINE Creators Market」上で提供する。販売価格は1セット120円(またはLINE内通貨50コイン)から設定でき、売り上げ総額からアプリプラットフォームの手数料30%を除き、LINEと折半(売り上げ総額の35%)した額が分配される。ガイドラインのページでは、提出するファイルの条件や絵文字制作のポイント、注意事項などがまとめられている。

 これまでLINE Creators Marketは、スタンプ、アニメーションスタンプ、LINEトーク画面の着せ替え素材などの制作・販売に対応。5月には、サービス開始から4年間の販売総額が530億円を超えたと発表していた。

 人気キャラクターの権利元と協力した「LINE Creators Collaboration」の取り組みも始めており、「東方Project」や初音ミクなどのバーチャルシンガーの二次創作スタンプを販売できる。

残高不足で改札から出られない場合も 「Mizuho Suica」の意外な落とし穴

 筆者は最近、交通系ICサービスとして「Mizuho Suica」を使っている。

 Mizuho Suicaとは、みずほ銀行の口座から直接チャージして使える、iPhone(Apple Pay)向けの電子マネーサービス。通常のSuicaと同じく、iPhoneをかざして改札を通過したり、対応店舗で買い物をしたりできる。

 Mizuho Suicaが登場するまでは、Apple Payで使える通常の(緑色の)Suicaを使っていたが、(メインバンクではないが)たまたまみずほ銀行に口座があったのと、Mizuho Suicaの"青いSuica"を持ってみたいと思い、実験的にMizuho Suicaを使っていた。

 ところが、このMizuho Suicaには思わぬ落とし穴があった。去る10月6日に外出して電車に乗ったときのこと。いつものように、Mizuho Suicaで改札から出ようとしたところ、「ピンポーン」とエラーが。慌ててiPhoneの画面を見たら、残高が不足していた。

 そそくさとその場を離れて「みずほ銀行」アプリを立ち上げたところ、「ただいまこちらのサービスはご利用いただけません」のアラートが。そのアラートを閉じてチャージをしようとしても、「ただいまメンテナンス中です。メンテナンス終了までお待ちください」のアラートが出てチャージができず。……変な汗が流れる。先に改札を出た家族を待たせていたこともあり、なおさら焦る。

KDDIが「Xperia XZ3」を11月上旬に発売 シリーズ初の有機EL搭載

 KDDIが、ソニーモバイルコミュニケーションズの最新スマートフォンXperia XZ3 SOV39」を2018年11月上旬に発売する。カラーはブラック、ホワイトシルバー、フォレストグリーン、ボルドーレッドの4色。OSはAndroid 9 Pieを採用する。

 Xperia XZ3は、Xperiaシリーズとして初めて、ディスプレイに有機ELを採用したモデル。ソニーの有機ELテレビ「BRAVIA」で培った高画質技術を活用しつつ、スマートフォン用に画質を調整。黒が締まってコントラストが高く表現できるようになった。HDRコンテンツの再生に対応している他、通常規格(SDR)の映像も、HDR相当の画質に自動でアップコンバートできる。

 画面サイズは6型、解像度はQHD+(1440×2880ピクセル)、アスペクト比は縦長の18:9(2:1)。有機ELの特性を生かし、ディスプレイ左右の両端がカーブを描いている。左右の額縁を削ったことで、6型ながら幅は約73mmに抑えている。

 プロセッサはSnapdragon 845、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。バッテリー容量は3330mAhで、「Qi」規格のワイヤレス充電にも対応している。背面には指紋センサーを搭載し、IP65/IP68の防水・防塵(じん)もサポートする。内蔵スピーカー(ステレオ)はXperia XZ2から20%音量がアップしたが、3.5mmイヤフォンジャックは搭載していない。

Google Homeアプリがリニューアル。スマートデバイスの管理が便利に

10月10日に行われたMade By Googleイベントの裏で、AndroidとiOS向けGoogle Homeアプリのアップデートも発表されました。

このイベントで発表されたGoogle Home Hubには、家庭内のスマートデバイスを一覧し、そこから操作が可能なHome Viewがあります。新しいGoogle Homeアプリの表示もこれに近いものとなっています。

関連記事:速報: Google Home Hub発表。家電ハブになるスマートディスプレイ
アプリを立ち上げると、まず最初にスマートデバイスの一覧が表示され、この画面から各デバイスを直接操作可能です。部屋毎のグループ表示も画面遷移をせずに確認可能となっています。

また、自宅以外のスマートデバイスも管理できるようになりました。たとえば、自宅のほかに、実家や事務所などの設定を追加可能です。インターネット経由での操作も行えるので、実家の両親が操作に困っていたら、手助けするなんてこともできます。

従来のGoogle Homeアプリは、セットアップのためのコンパニオンアプリとしての側面が強かったのですが、新しいアプリでは、スマートデバイスの操作を簡単にするのを目指しているようです。

スマートデバイスにアクセスしやすくする変更は、Google Homeに限ったことではなく、Alexaアプリでも、同様のアップデートが行われています。

▲新しくなったGoogle Homeアプリ(左)とAlexaアプリ(右)

Google Home、Amazon Alexaともに、リリース当初よりもスマートホーム、スマートデバイスが普及してきたため、それにあわせてアプリの表示も改修したということなのでしょう。

Google Homeアプリのアップデートは、iOS版はすでに配信中。Android版も今週中にリリースされるとのことです。

Apple、Podcastランキングの不正操作に対処

 AppleのPodcastの「トップ番組」で、これまで偽のiTunesアカウントを取得して購読数を上げることにより上位にランキングされていた番組がランク落ちし、適正なランキングに修正されたようだとBusiness Insiderが伝えている。

 このランキングの不正操作への対処は、2018年10月9日に実施されたようだ。

 日本の番組ランキングには影響が出ていないようだが、アメリカではかなり順位の変動があった模様。

[MACお宝鑑定団]

総務省、携帯電話料金改善へ本腰 現状は「自分に合ったプラン選べない」

 高額な携帯電話料金や複雑な料金プランなど、携帯電話事業者を取り巻く問題の解決に向けて総務省が本格的に動き出した。利用者がそれぞれ最適な事業者やサービスを選択できるようにするため、事業者間の競争を促進するなど環境を整えていく。まずは10月10日に開いた「モバイル市場の競争環境に関する研究会」の初会合を皮切りに有識者と議論を重ね、2019年2月に中間報告案をまとめる計画だ。

 これまでも同省は携帯電話事業者に対して利用者のニーズに合った料金プランの導入を要請しており、MNOでもライトユーザー向けにデータ容量の上限が1GBの割安プランなどの提供が進められている。しかし、研究会では「現状は利用者が自分に合ったプランを選択できるようになっていない」「消費者が適切なスペックのサービスや端末を得る仕組みがない」といった指摘が上がった。

 全国地域婦人団体連絡協議会事務局長の長田三紀氏によれば、「料金プランや割引の内容を理解していないまま契約した人や、使い切れないほどの機能を搭載した高額な端末を利用している人もいる」という。

 同氏は2年契約を条件に基本料金などを割り引く「2年縛り」などの期間拘束契約についても「自動更新は絶対にやめるべきだ」と指摘。2年縛りについては総務省も6月に携帯電話事業者へ、25カ月目の料金や違約金を消費者が支払うことなく解約できるよう指導しているが、「自動更新なしのプランも提供され始めているが、料金が高くなるなどユーザーには喜ばしくない状況が続いている」(長田氏)という。

2018年10月10日水曜日

AIが生成する画像「開発者も見抜けない」レベルに

人工知能の"生成力"が本格的に発展しようとしている。上に並べられた写真のうちひとつは、人工知能が生み出した偽物だ。みなさんは正解が分かるだろうか。正解は最上段の一番左の画像イメージ。おそらく、ほとんどすべての人が見抜けなかったのではないだろうか。

英ヘリオット・ワット大学の博士課程の学生であるAndrew Brock氏は、グーグル・ディープマインドの研究チームとともに、本物と区別がつかないほどの精巧さを持った、犬や蝶、自然物などの画像を生み出す人工知能を開発した。

これらの技術は「敵対的生成ネットワーク(GAN: Generative adversarial networks)」をベースにしたものだ。端的に説明するならば、「騙すAI」と「見抜くAI」を競争させ、より本物に近い対象(ここでは画像やイメージ)を生み出す技術である。人工知能関連のさまざまなイシュー中でも、昨今、特に注目が集まる分野である。今年6月、フェイスブックのAI開発者であるYann Lecun氏も、GANは非常に重要な技術と言及したことがある。

Brock氏ら研究チームは、開発したシステムに対して「BigGAN」という名前をつけている。研究者たちは、自らが開発した人工知能に「犬」など特定のキーワードともに、2千枚ほどの写真を与え学習させ、その後、新しい画像を生み出すようにした。

興味深いのは、新しく生み出されたイメージについて、開発者であるBrock氏ですらもはや見抜くことができなかったという点だ。

12.3型2in1デバイス「Pixel Slate」は599ドルから

 米Googleは10月9日(現地時間)、ニューヨークで開催されたイベント「Made by Google」で、Chrome OS搭載2in1タブレット「Pixel Slate」を発表した。

 12.3型ディスプレイ(3000×2000ピクセル、293ppi)を搭載したタブレットで、着脱式キーボードカバー「Pixel Slate Keyboard」(別売)と組み合わせることにより、ラップトップ、タブレット、エンターテインメントの各モードで使い分けられる2in1デバイス。筆圧検知に対応したペン「Google Pixelbook Pen」(別売)も利用できる。

 CPUには第8世代Core m3、i5、i7、またはCeleronを採用。メモリ容量は4GB~32GB、ストレージ容量は64GB~256GB。インタフェースはUSB Type-Cポートを2基搭載し、800万画素のフロントカメラと指紋認証センサーを内蔵する他、ネットワーク機能としてIEEE 802.11 a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.2を備える。本体サイズは約290.85(幅)×202.04(奥行き)×7(厚さ)mm、重量は約721g。

 ラインアップは5モデルで価格は559ドルから。Google Pixelbook Penは199ドル、Google Pixelbook Penは99ドル。米国では2018年末に発売される予定だが、日本での発売時期や価格は明らかにされていない。

iPhone XSに完勝宣言──Google Pixel 3、日本で11月発売 ドコモ・ソフバンも取り扱い

Googleが自社謹製スマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」の国内展開を発表しました。Googleストアでは11月1日に発売予定、価格はそれぞれ9万5000円~、11万9000円~となっています。

関連記事:
「Pixel 3」「Pixel 3 XL」「Pixel Slate」 5分ぐらいでわかる「Made by Google」まとめ

Pixel 3シリーズは、Googleが独自開発したスマートフォンです。最大の特徴はGoogleの先端的なAI技術を利用できること。

例えばカメラは流行りの2眼ではなくシングルレンズですが、AIによる補正を強化。被写体が遠くにある場合は、火星探査の技術を応用した「超解像度ズーム」を使って、単眼でも鮮明な望遠写真を撮影できるとうたいます。これは、写真を複数枚合成して実現しているとのこと。

また暗い場所の撮影では「iPhone XS」への完勝をアピールします。発表会のスライドでは、同じ条件下で撮影した東京の夜景の作例(写真=下)を表示して優位性を強調。さらに『月明かりの夜の森』といった非常に低照度の環境でも、明るく鮮明な写真を撮影できると説明します。(なお、iPhone XSは見たままを撮れているようにも感じます)

さらにインカメラは標準と広角のダブルレンズ構成で、こちらもiPhone XSの画角より184%広いと説明します。

日本向け機能としてはFeliCaに対応。

Galaxy S10のトリプルカメラの詳細判明か。超広角広角望遠のフル対応システムに?

韓国サムスンが開発中とされる新型スマートフォンGalaxy S10」について、そのカメラスシステムの詳細情報が海外で伝えられています。情報が正しければ、同スマートフォンGalaxyシリーズでも最もカメラ性能にこだわったスマートフォンになりそうです。
Twitterアカウントのbang_gogo_が投稿したツイートによると、Galaxy S10は広角、超広角、望遠の3カメラを搭載します。このようにGalaxy S10に3カメラが搭載されるという情報は、これまでも繰り返し報じられてきました。

それぞれの詳細を見ると、まずメインの広角カメラは1200万画素で画素ピッチは1.4μm、画角は78度で光学手ブレ補正に対応。またf値を1.5/2.4と切り替えることができます。このようなシステムは、現行モデルの「Galaxy S9」にも搭載されています。

そして注目の超広角カメラは1600万画素で画素ピッチは1.0μm、画角は123度、f値は1.9。ただしAF(オートフォーカス)や光学手ブレ補正には対応しません。一方望遠カメラは1300万画素で画素ピッチは1.0μm、画角は45度、f値は2.4、オートフォーカスと光学手ブレ補正に対応します。

このようなトリプルカメラを搭載したスマートフォンとしては、中国ファーウェイの「P20 Pro」、韓国LGの「V40 ThinQ」、そしてサムスンの「Galaxy A7(2018)」が存在します。このうちV40 ThinQは広角標準望遠という3カメラシステムを搭載しており、Galaxy S10もそれを追う形となりそうです。

速報:Google、次期スマートフォンPixel 3、Pixel 3 XL発表

Googleが10月10日に開催したMade by Googleイベントにて、次期スマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発表しました。

すでに見慣れた感もある両機種ですが、画面サイズは噂通りPixel 3がノッチなしの5.5インチ 2160 x 1080、Pixel 3 XLはノッチ付きの6.3インチ 2960 x 1440。ノッチの大きなPixel 3 XLはフェイクで、ノッチのないPixel Ultraが発表されるとの噂もありましたが、残念ながら出ませんでした。

カラーPixel 3 / 3 XL共にJust Black、Clearly White、Not Pinkの3色です。

主な仕様はSoCはSnapdragon 845、RAM 4GB。ストレージは 64GB/128GB。バッテリー容量はPixel 3が2915mAh、Pixel 3 XLは3430mAh。どちらもPixelとしては初めて、qi規格のワイヤレス充電に対応します。また、防水性能は、Pixel 2のIPX7からIPX8に強化。もちろんIP6X相当の防塵性能も備えます。

両機種ともフロント上下にステレオスピーカーを搭載しますが、3.5mmジャックは非搭載。USB-C to 3.5mm変換アダプタが付属します。

他社フラッグシップがデュアル、トリプルとカメラの数を増やしていく中、背面カメラは従来通りにシングル仕様。

Google、FeliCa対応の「Pixel 3/3 XL」発表 9万5000円から

 米Googleは10月9日(現地時間)、米ニューヨークで開催中のイベント「Made by Google」で、自社開発の新型Androidスマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発表した。日本向けモデルは「FeliCa」に対応している。価格はPixel 3が9万5000円、Pixel 3 XLが11万9000円(いずれも税込)から。発売日は11月1日。

 Pixel 3は5.5インチ(443ppi)、Pixel 3 XLは6.3インチ(523ppi)のフレキシブル有機EL(OLED)ディスプレイを搭載する。画面消灯時でも情報を常時表示できる「Always On Display」に対応。Pixel 3 XLのみ、画面上部にノッチ(切り欠き)がある。

●主なスペックは2モデルで共通 日本向けは「FeliCa」に対応

 OSは最新のAndroid 9.0 Pieを採用し、最大3年間のアップデート保証が付く。プロセッサはオクタコア(2.5GHz+1.6GHz)のSnapdragon 845、メインメモリは4GB、ストレージは64/128GB、外部ストレージには非対応。Pixel 3シリーズ専用のセキュリティモジュール「Titan M」を搭載する。日本向けの製品ページには「FeliCa」の記載があり、国内でGoogle Payを使った"おサイフケータイ"機能が使えるようだ。

 本体には前面放射形のステレオスピーカー、背面には指紋認証センサー、側面には握ってGoogleアシスタントを呼び出せる「Active Edge」を備える。

2018年10月9日火曜日

LINEのトーク画面上で「LINE Pay」決済可能に まず飲食店予約から

 LINEは10月9日、LINEのトーク画面上でモバイル決済サービス「LINE Pay」を利用できるようにしたと発表した。LINE内の「ウォレット」からLINE Payを立ち上げることなく、企業公式アカウントなどとのトーク画面でそのまま商品購入や支払いを行える。第1弾として、飲食店予約代行サービス「ペコッター」の有料オプションの支払い手段として使えるようにした。

 ペコッターは、ユーザーが予約したい飲食店の情報や希望時刻、人数などを送ると予約を代行してくれるサービス。公式LINEアカウントのチャットbotとのやりとりで「急いで対応してもらう」を指定すると、有料オプション(税込240円)の決済画面が立ち上がり、LINE Pay残高やLINEポイントで支払えるようになった。

 トーク上でのLINE Pay決済機能は、福岡市も粗大ゴミ収集用アカウントへの導入を検討しているという。

40代で起業をした女性社長が目指す未来

2017年にリリースを開始した訪日外国人向けアプリ「WAmazing」。香港や台湾を中心にユーザーを増やし、これまでに17万人が利用しているという。リクルートを辞め、40代で起業した女性社長が目指す未来とは――。
■リクルートで地方創生に挑戦
【田原】加藤さんは慶應義塾大学を卒業してリクルートに入社された。どうしてリクルートに?
【加藤】当時の就職活動は就活本を買って業界研究するのが普通で、そこで目についたのがリクルートでした。広告業界の本にも載っていたし、通信業界とか、出版業界の本にも載っていて、一体この会社は何だろうと。振り返ると、私が卒業した慶應の湘南藤沢キャンパスも、総合政策学部や環境情報学部など、名前だけではよくわからない学部がありました。昔から枠にはまらないものに心惹かれるのかもしれません(笑)。
【田原】リクルートではどんなお仕事をされたのですか?
【加藤】新規事業の立ち上げばかりやっていました。最初にやったのは、雑誌「じゃらん」のインターネット版です。
【田原】「じゃらん」はどういう雑誌?
【加藤】いわゆるリクルートの得意な、広告をコンテンツとした旅行雑誌です。ジャンルが旅行なので、ホテルや旅館から1コマいくらで広告を取ってきて、それを並べて見せる。私が担当したのは、それをインターネット化する事業です。リアルタイムにホテルの空き室が見られて、予約が取れる「じゃらんnet」というサービスを立ち上げました。

クアルコムの次期SoC名称は「Snapdragon 8150」?搭載初号機は2019年前半見込み

米クアルコムの次期モバイル向けSoCの名称が「Snapdragon 8150」になるとの報告が複数登場しています。同プロセッサは、以前には「Snapdragon 855」になるとも噂されていたものです。

まず海外テックサイトのMySmartPriceは、Bluetooth SIGの認証情報にSnapdragon 8150というモデルナンバーのプロセッサが登場していることを報告しています。認証情報からはプロセッサのスペックは確認できませんが、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/acと2×2 MIMO、Bluetooth 5.0 Low Energyでの通信に対応するようです。

さらに海外フォーラムのXDA-Developersは、「Galaxy S9」のファームウェア解析から「Snapdragon 8150」への言及が見つかったとしています。さらに解析により、韓国サムスンの折りたたみスマートフォンのコードネームが「Winner」であることも確認されているのです。

Snapdragon 8150に関しては、以前にもそれらしきベンチマークスコアが登場していました。スコアは現行モデルの「Snapdragon 845」からはかなり数値を伸ばしていますが、米アップルの「A11 Bionic」「A12 Bionic」と比べるとやや物足りないのも事実。しかしプロセッサはまだ開発途上でしょうから、このスコアは参考程度に考えるべきでしょう。

メルカリ創業者山田会長"狙うは世界制覇"

2013年創業のフリーマーケットアプリ大手のメルカリが、2018年6月19日に東京証券取引所の新興企業向け市場「マザーズ」に上場した。上場日の時価総額は一時、8000億円を超え、18年の上場企業の中で最大だ。山田会長に創業時の思いや今後の方針を聞いた。
■マザーズ時価総額一時8000億超、狙うは世界制覇!?
もともと旅行が好きで世界中を回っていました。2010年、私が創業したソーシャルゲームのウノウを米ジンガに売却したあと、会社も辞めて次の方向性を考えていたとき、「会社をつくったら、また旅行ができなくなる」と思って、12年初頭から、アフリカや南米、中東など新興国や途上国を回る旅に出ました。
その旅を終えて年末に帰国したとき、とても驚いたのは日本でスマホが急速に普及していることでした。旅に出たときは、日本はまだガラケーが中心。ところが、1年も経たないうちに、多くの人がスマホでLINEを使って会話をしているのです。
■新しい時代の到来を確信した
そのとき、新興国も含め、これから間違いなく全世界の人がスマホを使うようになると確信しました。スマホを使えば、モノやカネのやり取りをもっと効率化できる。当時、日本ではパソコン向けのインターネットオークションサイトが停滞する一方、スマホのフリーマーケット(フリマ)アプリは女性向けのアパレル関連を中心に流行っていました。そうした中、もしオールジャンルで簡単に出品できてすぐに売れ、しかも安心・安全で決済も一緒にできるフリマサービスならいけるのではないか。

【製品速報】境目が気にならないゼロフレーム、Acerの液晶ディスプレイ

 日本エイサー(Acer)は10月9日、ゼロフレームデザインの液晶ディスプレイ「B7シリーズ」3製品の販売を10月11日に開始すると発表した。価格はオープンだが、27型ワイドの「B277bmiprzx」が2万5000円前後、23.8型ワイドの「B247Ybmiprzx」が2万円前後、21.5型ワイドの「B227Qbmiprzx」が1万8000円前後。

 ゼロフレームデザインによって、マルチディスプレイでも境目が気にならない。90°回転ディスプレイによって用途に合わせて高さや角度を変えられる他、HD(1920×1080)とIPSパネルの搭載で色鮮やかな映像を映し出す。「Acer VisionCare」技術によって、長時間の視聴でも目が疲れにくい。
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Apple、iOSとWindows向けiCloudの脆弱性を修正

 米Appleは10月8日、iPhoneやiPad向けのiOS更新版「iOS 12.0.1」と、Windows向けのiCloud更新版「iCloud for Windows 7.7」を公開した。それぞれ複数の脆弱性を修正している。

 Appleのセキュリティ情報によると、iOS 12.0.1では「VoiceOver」と「Quick Look」の脆弱性を修正した。悪用された場合、ロックがかけられた端末でローカルの攻撃者に写真や連絡先を見られたり、共有機能を不正に利用されたりする恐れがあった。

 iOS 12.0.1は、iPhone 5s以降とiPad Air以降、および第6世代のiPod touchに対応する。

 一方、iCloud for Windows 7.7ではWebKitに存在する19件の脆弱性が修正された。細工を施したWebサイトを使って任意のコードを実行される恐れのある深刻な脆弱性が多数を占めている。更新はWindows 7以降が対象となる。

「Google+」の一般向け終了へ 個人情報関連バグ発見と「使われていない」で

 米Googleは10月8日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」の一般ユーザー向けサービスを2019年8月に終了すると発表した。主な理由は「あまり使われていないから」としているが、その理由の説明の中で「Google+ People API」のバグで、最高50万人のGoogle+アカウントを非公開設定にしている個人データ(氏名、メールアドレス、生年月日、性別などだが電話番号や住所は含まず)が影響を受けた可能性があることが分かったとも書いている。

 このAPIを利用している可能性のあるサードパーティー製アプリは多くても438点で、このバグに開発者が気づいた証拠も、バグを悪用してプロフィールデータを悪用した証拠もないという。

 この発表は、同社が今年の年頭に開始したプロジェクト「Project Strobe」の成果について説明する公式ブログの中で行われた。このプロジェクトは、GoogleアカウントおよびAndroid端末のデータへのサードパーティー開発者のアクセスについて徹底的にレビューするのが目的だ。

 このレビューの一環としてGoogle+のAPIも調べたところ、上記のバグが3月に見つかり、すぐに修正した(その段階では公表していない)。このバグは「People APIと、その後のGoogle+のコード変更との相互作用」の結果だと説明する。米Wall Street Journalによると、この変更は2015年に行われたという。

デスクトップ向け「第9世代Core」登場、メインストリームに8コア16スレッド

米Intelは10月8日 (現地時間)、米ニューヨーク市で製品発表イベント「Fall Desktop Launch Event」を開催、デスクトップ向けの「第9世代Coreプロセッサ」 (開発コードネーム: Coffee Lake Refresh-S) を発表した。ゲーマーやコンテンツクリエーターのニーズを満たすパフォーマンスとプラットフォーム機能をメインストリーム向けにもたらす。「ゲーミングに世界最高のプロセッサ」と同社はアピールしている。10月8日 (同)から予約の受け付けを開始、10月19日 (同)に発売する。

発表されたデスクトップ向け第9世代Coreのラインナップは、「Core i5-9600K」、「Core i7-9700K」、そして「Core i9-9900K」。i9-9900Kは、ハイエンド市場向け以外で初めて8コア、16スレッドに対応。Turbo Boost Technology 2.0によるターボブースト時の最大クロックが5GHzに達する。3製品全てがオーバークロックに対応、ヒートスプレッダとコアの間の熱伝導素材 (TIM: Thermal Interface Material)にシリコングリスではなく、オーバークロック耐性が高いソルダー (はんだ)を採用している。主なスペックは以下の通り。

Intelによると、Core i9-9900Kを搭載するシステム全体のパフォーマンスは、第8世代 (Core i7-8700K: Coffee Lake-S)との比較で最大15%、3年前の第6世代 (Core i7-6700K: Skylake)との比較では最大40%向上する。

2018年10月8日月曜日

VR内カメラマン?VRゲームの世界をスマホで覗きながら激写

グーグル傘下のVRゲームスタジオOwlchemy Labsは、次回作「Vacation Simulator」の開発にあたり、ARCoreを活用した「モバイルスペクテイターカメラ」の機能を実験的に試みていると明らかにしました。これはVR内の様子を、スマートフォンを使い第3者視点で撮影する機能です。

OC5でも見られた取組

VR内の様子を映し出す機能は、2018年9月に開催されたOculus Connect 5でも公開されています。新一体型ヘッドセットOculus Questのアリーナスケールのデモ「Dead and Buried Arena」では、iPadをカメラにプレイヤーの動きを撮影。iPadにはまるでVR内を覗き込んでいるかのように銃撃戦の様子が映し出されました。

Owlchemy Labsの取組は、このiPadを使った撮影と基本的に同じ思想だと考えられます。同社はARCoreを用いていますが、理論上はアップルのARプラットフォーム、ARKitを使っても実現可能でしょう。

Owlchemy Labsは公式ブログの中で、この機能の追加がいかに困難かについて次のように記載しています。

この機能を搭載するためには追加のレンダリングとビデオエンコーディングが必要になり、PCのパフォーマンスへの負荷がかなり増えました。またモバイル機器にも、ARCoreでの処理とビデオデコーディングを同時に行うことで大きな負荷がかかります。さらに、エンコーディング/デコーディングプロセスによる遅延も目立ちます。今回の例は我々がチャレンジしているいくつかの例に過ぎません。

via Gfycat

ゲームにインタラクションの要素

「Vacation Simulator」は、Owlchemy Labsの人気タイトル「Job Simulator」の続編に当たります。目の前の物を手に取って、好き放題遊べる自由度の高いゲームです。

「モバイルスペクテイターカメラ」の機能は現時点ではまだ構想段階ですが、インタラクションの要素が加わるという点で興味深いアイディアです。

2018年10月7日日曜日

今年も「Made by Google」を直前予想 無線充電スタンドも?

 今週はGoogleさんのハードウェア発表イベント「Made by Google 2018」がニューヨークで開催されます(日本時間の10日10日の午前0時からで、ライブストリームもある予定です)。

 このコラム「Googleさん」では昨年も発表内容を予想して、そこそこ合っていたので、今年もやります。Appleさんほど注目されていないですしね。

●Pixel 3とPixel 3 XL

 これは予想というより、確定です。なにしろ米Engadgetが香港のショップで売っている実物をレビューしているんですから。

 これらは日本でも発売されることがほぼ確実なので、リークされようがされまいが、とても楽しみです。リーク情報に基づく主なスペック(以前このコラムでまとめたもの)を再掲載しておきます。

●Pixelの充電スタンド

 これは米9TO5Googleによる比較的新しいうわさで、Pixelシリーズを縦置きするとそのままスマートディスプレイみたいに使える充電スタンドも準備中らしいとのこと。イマドキですから、USB Type-Cではなく、無線充電だといいですね。

 GoogleアプリのAPKの画像から見つけたそうで、充電しながらメッセージなどのプッシュ通知を表示するようです。フォトフレーム代わりにもなるらしいです。

●Echo Show対抗の「Google Home Hub」

 GoogleはCES 2018でサードパーティー製の「スマートディスプレイ」を発表しましたが、そのGoogle製を発表するといううわさです。

Windows 10の新機能「スマホ同期」って何ができるの?

 米Microsoftが10月2日(現地時間)にニューヨークで開催した「Surface」関連の新製品発表イベントは、結局ライブストリーミングされませんでした。Surfaceの看板男、パノス・パナイさんのパフォーマンスが見られなかったのは残念です。

 発表された製品はほぼうわさ通り。PC本体はカラバリを増やしたり基本スペックを底上げしたりした「Surface Pro 6」「Surface Laptop 2」「Surface Studio 2」が登場しました。意外だったのは、音声アシスタント「Cortana」と話せるBluetoothヘッドフォンの「Surface Headphones」くらいでした。

●October 2018 Updateの新アプリ「Your Phone(スマホ同期)」

 さて、このイベントではWindows 10の大型アップデート「October 2018 Update」の配信開始についても発表されています。10月初旬には配信が始まるとみられていましたが、やはりもう来てしまいましたか。

 このアップデートで楽しみなのは、スマートフォンとWindows 10 PCを連携させる新機能の「Your Phone」アプリです。日本では「スマホ同期」という名称になりました(October 2018 Updateのプレビュー版では「同期電話」という名称でした)。

 「スマホ同期」アプリで今のところできるのは、以下の2つです。

2018年10月6日土曜日

遅刻ですと? 「デオキシス」EXレイドの一部始終

 スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で今週から新しいEXレイドボス「デオキシス」が登場しました。初回となった10月2日は土壇場になってEXレイドがキャンセルされるジムが相次ぐという、トレーナーにとってはしゃれにならないトラブルが発生。早々に出鼻をくじかれた感もありますが、次回以降に期待している方々のために、運良く参加できたデオキシスレイドのリポートをお届けします。

 10月2日、私はEXレイドのドタキャンとは別のトラブルで焦っていました。それは、招待状を送ったK氏の遅刻。EXレイドは参加できる人数が限られているため、スタート時に現地にいないと大変なことになります。実際、以前ミュウツーのEXレイドに遅刻したときは、最後まで人が集まらず、涙をのみました。

 K氏が到着する頃には周囲に誰もいなくなってしまうかもしれません。そんな心配をよそに、目の前の黒卵は無情にも割れてしまいました。新EXレイドボス「デオキシス」の登場です。会場の公園に集まった人達——おそらく100人以上はいたと思いますが、一瞬どよめくのが分かりました。

 EXレイドが始まり、周囲の人達は猛烈な勢いでスマホをタップし始めます。編集Kはまだ来る気配がありません。私は一度空を見上げた後、静かに目を閉じて覚悟を決めました。「人が少なくても倒す! 倒せなくてもそれはそれで記事ネタとしてはおいしい」と。

「Androidの安さは個人情報と引き換え」 専門家が警鐘

 CNBCが、Center for Democracy and Technologyのヌアラ・オコナーCEOと、Elevation Partnersのマネージングディレクターであるロジャー・マクナミー氏を迎え、消費者のデータを守るためAppleが他の技術会社をどう超えるか、データプライバシーについて政府は介入すべきかを話し合う番組「Android devices cheaper than Apple because you're giving up all your personal data: Expert」(AndroidはApple製品より安い。その理由は、あなた方が個人情報全てを与えてしまってるから)を放送した。

 マクナミー氏は「Appleはユーザーのプライバシーを保護するために特別なことを行っている」と話し「私たちにはセクター別にアプローチしており、子供や健康や金融サービスを保護するものがあるが、多くのデータが収集されている。IoT、日常生活、あなたの家庭で」とオコナー氏はマクナミー氏と同じ「Closing Bell」インタビューで語った。

 マクナミー氏は「私たちは個人の権利を守るために米国で一定の基準、恒久的なルールを必要としている」と話し、アメリカにも、ヨーロッパで一般的なデータ保護規制の枠組みと同様に、より多くの基本的立法が必要であると語った。

 オコナーCEOは、データがユーザーの財産であるか基本的な人権のようなものであるかに関わらず、「個人と企業の間の方程式を再調整する必要がある」と述べている。

[MACお宝鑑定団]

「楽天Edy」は対応店舗の多さが魅力 ただしiPhoneで使うには工夫が必要

 さまざまな決済サービスが提供されている昨今だが、プリペイド型の電子マネー「楽天Edy」は、おサイフケータイのサービスが始まった当初から対応してきた、老舗のサービスだ。

 FeliCaチップを埋め込んだカードやおサイフケータイなどで利用でき、店舗のリーダー/ライターにカードやおサイフケータイをかざすだけで支払える。Edyに対応したキーホルダーやコインなど、さまざまな形状をしたものもある。

 楽天Edyはプリペイド型のサービスなので、使うにはお金のチャージが必要だ。チャージはコンビニで現金で、クレジットカードや銀行口座を登録してアプリからなど、さまざまな方法がある。楽天グループのサービスを利用してたまった楽天スーパーポイントをチャージして使うことも可能だ。

 実店舗で支払う際は、スマホのFeliCaマークがある部分をレジのリーダー/ライターにかざすだけでいい。スマホの画面ロックを解除したり、アプリを起動したりする必要はなく、電波圏外でも支払える。バッテリーが完全に空になっていたり外れたりしていない限り、スマホに電源が入っていなくても支払える。この辺りはQRコード決済にはないメリットだ。

 Apple Payには対応していないので、iPhoneで楽天Edyを使うことはできないが、「パソリ」という個人向けのリーダー/ライターを使ってチャージしたり、残高や利用履歴を確認したりはできる。オートチャージの設定も可能だ。

2018年10月5日金曜日

創業126年、帝国ホテルがついに「脱オンプレ」 情シスはどう経営陣を口説いたか

 1890年の開業以来、128年の歴史を持つ帝国ホテル。同ホテルは2016年10月、従来オンプレミスで運用していたメールシステムを「Gmail」に移行し、初のクラウド導入に踏み切った。

 その動きを後押ししたのは、もともと同ホテルのフロントやレストラン部門で10年以上勤務してからITへの興味に目覚めて情シスに異動願を出し、現在は課長――という意外な経歴を持つ、廣石征司さんだ。

 クラウド化のきっかけは、従来使っていたオンプレミスサーバの保守満了だった。当時、他の企業から顧客情報が流出した事件が相次ぐ状況を見ていた廣石さんは、その多くがウイルスを仕込んだメールの添付ファイルをローカルで実行したことが原因で起こっていた点に注目した。

 当時、帝国ホテルではセキュリティ対策として不正通信制御装置やサンドボックスなどを活用していたが、「ウイルスが入った添付ファイルからファイルサーバが感染するリスクが全くないとは言い切れない状況だった」という。

 「当ホテルには、世界各国の要人を含めた顧客情報があり、1件でも流出すれば信頼が失われてしまいます。クラウドに移行し、ローカルにメールのデータを保存しないようにすることで、万が一ウイルスに感染しても、社内環境でせき止められる仕組みを作りたいと考えました」(廣石さん)

 数社のクラウドサービスを検討した結果、「容量無制限でメールを使え、顧客とのやりとりで過去のメールをさかのぼる頻度が高い接客部門のニーズを満たす」「メールの添付ファイルをローカルに保存せずにクラウド上でプレビューできる」「常にサーバのセキュリティを監視してもらえる」といったメリットから、Googleの「Gmail」を導入。

NokiaブランドのAndroid One端末「Nokia 7.1」、欧米で約4万円で発売へ

 Nokiaブランドを保有するフィンランドHMD Global(以下、HMD)は10月4日(現地時間)、米Googleの「Android One」カテゴリーの新端末「Nokia 7.1」を発表した。米国や欧州などの一部地域で10月中に発売する。価格はメモリ3GB/ストレージ32GBモデルが319ユーロ(約4万円)、4GB/64GBモデルが349ユーロ。

 2017年10月に発表した「Nokia 7」の後継モデルに当たる。先代は中国市場でのみ販売したが、Nokia 7.1はグローバルに展開する計画だ。

 5.84型の液晶ディスプレイは19:9(2280×1080ピクセル)で切り欠き付き。背面はガラスで側面のフレームはアルミを採用した。

 プロセッサは米QualcommのSnapdragon 646、背面カメラは1200万画素と500万画素のデュアル、前面カメラは800万画素のシングル。背面カメラは中央に縦に並んでおり、1.152ミリ出っ張っている。バッテリーは3060mAhでUSB Type-Cポートでクイックチャージ対応。3.5mmのオーディオジャックも備える。プリインストールOSはAndroi 8.1 Oreoだが、Android One端末なので将来的にはAndroid 9 Pieにアップデートできる。

 サイズは149.7×71.18×7.99mm、重さは160g。色は「Gloss Midnight Blue」と「Gloss Steel」の2色だ。

月3000円でSurface本体+Office 365が使える「All Access」が米で発表

マイクロソフトは特定のSurface製品を金利なしの24回分割払いで購入できる「Surface All Access」を発表しました。たとえばSurface Goは月額24.99ドルとされています。

このプランにはSurface本体およびアクセサリのほか、Office 365のサブスクリプションやMicrosoft Store店舗でのトレーニングとサポートも含まれているとのこと。

一部モデルを除いて高価な傾向のあるSurface製品ですが、公式リリースでは月々の「低価格」かつ「(ハードとソフトが揃っているため)すぐに作業を開始できること」が強調されています。「Surface ALL Access」は、「Xbox ALL Access」のSurface版というべき位置づけ。あちらはXbox One本体とゲーム遊び放題サービス(Xbox Game PassとXbox Live)をセットにして、月22ドル~35ドルで初期費用無しで利用できる購入プランです。

これらは月額料金を支払うサブスクリプションサービスというよりは、本体代金を分割で毎月のサービス料金に載せるスマホの割賦販売プランに近いもの。2年間の24回払が終わったあとは、Surface製品が手元に残る買い取り式です。

月々の支払いは、Surface Go(Type Coverセット)が24.99ドルから、Surface Book 2が54.96ドルから、Surface Proが47.87ドルから、Surface Laptopが46.63ドルから、Surface Studioが150.79ドルから。

2018年10月4日木曜日

WiFiもBluetoothも不要。スマホのフラッシュで時刻合わせする腕時計

Image: Longines

もうそんなに海外いかないだろうけど欲しい。

腕時計ユーザーにとって、海外に行った時の時間合わせって微妙に面倒ですよね。私はズボラなので、滞在期間が短かければ調節しないまま過ごしたり、帰国しても旅行先の時間のまま1ヶ月過ごすなんてことも。

でももう大丈夫。そんな些細な煩わしさを解消すべく、スイスの老舗高級時計メーカーLongines(ロンジン)が「Conquest V.H.P. GMT Flash Setting」を作ったんです。なんと、WiFiやBlurtoothにコネクトしなくても、スマートフォンのフラッシュをかざすだけで自動的に時間を調節してくれるのだそうです。

2017年に発表された「Conquest V.H.P.」といえば、年差はたったの5秒、高い耐衝撃性と耐磁性を誇るロンジン自慢のライン。2018年モデルの「Conquest V.H.P. GMT Flash Setting」にはそういった仕様にフラッシュライトGMTが加えられました。

Image: Longines

具体的にどうするのかというと、海外に行って現地時間に合わせるときはLonginesのアプリで現在地を探してスマートフォンを時計のフェイスにかざします。すると、スマホカメラのフラッシュから各国ごとに異なるパルスが発せられます。このパルスを、時計のフェイスの12の1の部分についているライトセンサーが読み取って自動的に時間を調節してくれるのだそうです。

ソニーのXperia XA3、画像リークか。狭額ベゼルでさらにデザイン洗練?

ソニーモバイルが開発中とされる新型スマートフォンXperia XA3」の予測レンダリング画像が、オンライン上に投稿されています。画像が正しければ、前モデルよりもさらにベゼルの狭い現代的なデザインの端末になるようです。

海外テックサイトのmysmartpriceと著名リークアカウントのOnLeaksが投稿した今回の3Dレンダリング画像では、端末の上下のベゼルが「Xperia XA2」や「Xperia XA2 Plus」よりも大幅に狭くなっていることがわかります。Xperiaシリーズといえば上下ベゼルの太さが象徴的でしたが、ようやく他社製スマートフォン並みの狭額ベゼルデザインとなるようです。

ディスプレイのアスペクト比は縦長の18:9で、画面サイズが5.9インチになると予測されています。また本体背面にデュアルカメラが搭載されているのも、Xperia XA2/XA2 Plusからの進化ポイントです。本体サイドには電源ボタンを兼ねた指紋認証センサーが搭載され、外部ポートはUSB Type-Cとなります。

Xperia XA3の予測スペックとしては、プロセッサがSnapdragon 660でRAMが6GB、内蔵ストレージが64GB。OSにはAndroid 9 Pieが採用され、2019年初頭に開催されるCESでの発表が期待されています。

動画を見る

iOS向けTwitterアプリに「データセーバー」追加

全てのモバイルアプリは、インターネットへの接続でデータを消費します。しかし、その消費量が正確にどの程度なのかは、アプリによっても違いますし、使い方によっても異なってきます。例えばテキストメッセージをチャットアプリで送信する分にはほとんどデータを消費しませんが、YouTubeで動画を再生すると100MBとはいわないまでも、10MB程度を数分で消費してしまいます。

Twitterをよく使うユーザーにとって、今回Twitterがアナウンスした、iOS向けTwitterアプリへのデータセーバー機能の実装は興味があることかもしれません。

Twitterによれば、この機能をオンにすると「動画は自動再生されず、画像は低画質でロードされる。これによりTwitter利用によるデータ通信量を自動で削減する」ようになるようです。

また同社は、「私達はいくつかのエキサイティングな新機能をリリースする。それにはブラウジング中のデータを削減する「データ使用量」設定や、ユーザーのグループメッセージにいる人の管理、VoiceOverを利用した調査のやり取りの改善、広告のタイプのより良いラベル付けが含まれる」といいます。

Twitterのようなアプリがどれほどデータ使用の激しいアプリなのか分かりませんが、限られたデータプランやできるだけデータ消費量を切り詰めたいという人にとっては便利な機能だといえるでしょう。このアップデートはすでに配信中で、App Storeからその内更新が来ることでしょう。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

原文はこちら

タクシーを呼べる「魔法の笛」!? 三和交通がクラウドファンディングで開発 なぜ思いついちゃったのか聞いてみた

 攻めるタクシー会社・三和交通が、ピューと吹けばタクシーが駆け付けてくれるという「魔法の笛」を開発するそうです。クラウドファンディングのMakuakeでプロジェクト『笛を吹けばタクシー参上!子供やお年寄にも簡単に使える「タクシーホイッスル」』を開始しました。

 開発する「TAXI WHISTLE(タクシーホイッスル)」は、タクシーを呼びたいときにこれをピューと吹く(またはホイッスルに付いているボタンを長押しする)と、タクシーが「お呼びですか! お待たせしました!」と駆け付けてくれるというもの。スマートフォンとBluetooth接続し、スマートフォン経由でタクシードライバーにユーザーの位置情報を伝えてタクシーを配車する仕組みです。スマートフォンはiPhone、Androidの双方に対応します。

 三和交通は「心霊スポット巡礼ツアー」、「SP風TAXI・忍者でタクシー」など奇抜ながらもこれまでになかったユーザー視点のサービスを次々と打ち出している"攻め"のタクシー会社。今回もまた、なぜ"魔法の笛"を作ろうと思ったのでしょうか。三和交通に聞いてみました。

●「駕籠の笛」「ナウシカの蟲笛」「ゼルダの伝説のオカリナ」を現代の技術で現実にしたい

 タクシー運転手、タクシー業界の課題が幾つか叫ばれる昨今、同社は新たなサービスを定期的に開発していくための取り組みを推進しています。今回もその取り組みから生まれました。

2018年10月3日水曜日

「AIの偏見をなくす」 IBMの新たなアプローチ

自社のプラットフォームにAI人工知能)を組み込もうとする企業はますます増え、AIは日常生活に浸透し始めている。

しかし、まだ初期段階にあるこの技術は、開発プロセスがオープンとは言えない。また、既存のステレオタイプを増幅させる人種偏見が存在しているとの批判も受けている。AI技術にまつわる最大の争点ともいわれるこの問題において、IBMは透明性と公平性をもたらそうと努力している。

人々が知るべき詳細とは

AIの中に人種偏見はさまざまな形で持ち込まれるが、主に、AIのトレーニングに使われるデータのアルゴリズムが多様性に欠けるということに反映されている。そこでIBMの研究者たちは、AIの機械学習システムのトレーニングに使用するデータセットのバイアスを改善しようとしている。

もしAIのデータが原因で、求職者が不採用になったり、ローンの申し込みを断わられたり、刑務所に送られるかどうかが決まったりすることになったら、人種偏見は大きな問題になる。

IBMでは現在、AIプラットフォームの相対的な公平性をランク付けし、意思決定がどう行われているかを説明する評価システムを開発している。また、AI開発者たちが特性的に同質だという現状を打破する手段として、オープンソース・コミュニティーが容易にアクセスできる新しいツールキット「AI Fairness 360」を提供する予定だ。

IBMは声明の中で、以下のように述べている。

「上司がめんどい若者」にじわじわ浸透するオンライン飲み会

■ビジネス、きょうのひとネタ




その日の仕事がきっちり終わったあと、飲み会で飲むお酒は、格別に美味しいですよね。



さて、飲み会といえば、当たり前のように居酒屋などにみんなで集まるものをイメージしますが、最近「オンライン飲み会」というものが、若者の間でひそかに流行っているようです。上司に飲み会に誘われても断る若者が多い現代において、オンライン飲み会の何が若者を惹きつけるのでしょうか?



■すでにアプリまである!



「オンライン飲み会」とは、その名の通りSkypeやLINEを用いて、オンライン上で飲み会を開くことを指します。ちまたにはすでにオンライン飲み会用のアプリもあり、若者の間で浸透しつつある文化のようです。



実は、この「オンライン飲み会」には、彼らにとってさまざまなメリットがあるそうなのです。



■メリット1:飲み会特有の「余計な風習」がない



実は、オンラインで行うことで、今まで当たり前にあった、飲み会特有のめんどうな風習を行う必要がなくなるのです。



たとえば「とりあえずビール」。言うまでもないことですが、ビールが好きな人もいれば、嫌いな人もいますよね。特に若いうちは、ビールの美味しさがあまりわからないという人たちも少なからずいます。



しかし、こういった実態を理解することなく普通に行われているこの風習も、直接会う必要のない「オンライン飲み会」ならなくなります。一杯目からカルーアミルクを飲んでも大丈夫なんです。



他にも、「お酒を注ぐ時はラベルが相手に見えるように」といった、正直「それ意味あるの?」と思うような風習も行う必要がなくなります。



■メリット2:お酒に弱い人も損をしない



居酒屋での飲み会があまり好きではない人の意見で、比較的よく見られるのが、「支払いで損をすること」です。



「何でお酒をあまり飲まなかった私が、バカみたいに飲んでフラフラのお前らの飲み代も割り勘しなければいけないのか」



というような声は根強くあります。



一方、「オンライン飲み会」では、自分で自分の食べ物とお酒を用意するので、当然、他の人のものにお金を払う必要は一切ありません。自分がほしいものを、ほしいだけ用意すればいいのです。



■メリット3:人間関係がめんどくさくない



「上司がめんどくさい」は、かつてのように部下が上司に誘われてお酒を飲みに行き、仕事や人生の話を聞く「飲みニケーション」が減った原因ともいえます。これに関しては、ネット上では、



「仕事が終わって疲れてるのに、上司から説教されたくない」
「勤務時間外に、わざわざ直属の上司の仕事論や家庭での愚痴を聞きたくない。飲み会の時間に残業代を出してほしい」



と、特に若者の不満が噴出しているようです。



■飲みに行きたい上司と行きたくない部下



このように、若者が飲み会に参加しなくなった理由にも納得できますが、一方で、同じ若い世代からも、「上司と飲み会に行くことで得られるものもあるよ」という意見もあります。たとえば、



「他の社員がいる前では言いづらいような仕事の話もある」
「お酒が入った状態で話すことで仲が深まり、仕事上のコミュニケーションも円滑になる」
「タダ酒が飲めるんだし、多少、めんどい話を聞くぐらい安いもの」



といった意見です。



昔のように、上司と部下という上下関係を利用して、無理に飲みに連れていくような場面は確実に減っています。当たり前ですが、好きな人が、それぞれ好きなやり方で飲めばよいのです。ただ、上司も部下も、お互いの世代の考え方とか空気感を知っておくのは、悪いことではないでしょう。



経路検索でタクシー料金を予想、「AINORY」と「駅すぱあと」が連携

 ヴァル研究所は、検索経路サービス「駅すぱあと for iPhone」ver.3.22.1でジクウのタクシー相乗りマッチングアプリ「AINORY」と連携し、検索した経路をタクシーで移動した場合の予想情報の案内機能を試験的に提供する。

 AINORYと駅すぱあとの連携によって、検索経路のタクシー移動の時間・料金・経路などを案内する「タクシー料金」機能の提供が可能になった。まずは、トライアルとして最終電車や最終バスと想定される深夜1~4時のみ機能が使えるようにする。これをもとに、今後は機能の有用性やニーズの調査、AINORYへの送客効果などを検証し、利用者に対する新たな移動の支援や利便性の向上に取り組んでいく。
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世田谷区長が漫画家の山本さほさんに謝罪 担当者が「会場キャンセル料を謝礼から差し引く」などありえない発言

 保坂展人世田谷区長が10月3日、漫画家の山本さほさんにTwitterで謝罪しました。オーストラリアの姉妹都市交流のプログラムで、世田谷区役所の担当者が自分たちのミスで発生させたダブルブッキングの会場キャンセル料を「謝礼から差し引く」などありえない発言をしていたためです。

 これは、山本さほさんが10月2日にTwitterに投稿した『区役所と仕事したまんが』で明らかになりました。漫画内では会場のキャンセル料が発生したことについて「僕も悪いですが山本さんがお店に連絡しなかったのも悪くないですか」「こうなったのも山本さんに責任があるんですから」といった発言があったとのこと。しかし、山本さんはこのキャンセルが発生した店のことについては、その時まで一切知らなかったそうです。

 いったん話を打ち切りプログラムの授業をなんとか笑顔で終えて戻ってみると、今度は担当者の態度が急変。「もう大丈夫ですのでギャラはお支払いいたします」とキャンセル料をギャラから差し引くとしていた話がないことにされ、怪しく思った山本さんがダブルブッキングした店に行ってみると、もともとギャラは場所代を引いたものだったことが発覚。お店は「貸し切りにして朝から1人で待っていた」とのことでした。

 その他、「子どもの画材も買いに行ってくれ」と言われたため、子供たち全員分の画材も自腹で購入。打ち合わせ、画材の買い出し、資料作成、授業で実働4日でした。

【レビュー】シャープ初の有機ELスマホ「AQUOS zero」は世界最軽量のプレミアムモデルに、人気機種第2弾「AQUOS sense 2」も


「液晶なら、シャープ」が「有機ELも、シャープ」へと歴史的な転換を遂げました。詳細は以下から。

◆AQUOS zero
シャープ初となる6.2インチWQHD+(2992×1440)有機ELディスプレイを備えたプレミアムモデルとなったAQUOS zero。100:1の超高コントラスト、DCI-P3準拠・100%の超広色域、AQUOSで培った「リッチカラーモバイルテクノロジー」を組み合わせた、ディスプレイの美しさが際立つスマホです。







AQUOS zeroは新たに2つの充電ICで熱源を分散し、充電時の発熱を抑える「パラレル充電」を実装。


これにより今までを大きく上回る放熱性能を実現しました。

ゲーマーのために独自のタッチチューニングを実装。

発表会場では実際にタッチ精度をチェックする機械が設置されていました。

「とにかくタッチ抜けしない」これがAQUOS zeroの強みです。

前述のリッチカラーテクノロジーはAQUOS zeroの大きな強み。

発色の良さはデモで一目瞭然です。

さらにHDR映像技術「ドルビービジョン」対応で、より深みのある映像を楽しむことも。

画質もユーザー好みに設定できます。


もちろん音響も妥協しません。

ドルビーアトモス対応で、立体感あるサウンドを楽しめます。映像・音響ともに没入感を追求したのがAQUOS zeroです。

なお、ドルビーアトモスでは台詞を聞き取りやすくする「ダイアログエンハンサー」も実装。

Xiaomiの激安ハイスペックスマホ「Pocophone」が登場 実機を触ってみた

 コスパに優れたハイエンド機を次々にリリースしている中国のXiaomi(シャオミ)ですが、実際の売れ筋は日本円で2万円を切る超低価格モデル。コスパはいいのですがブランド的には「うーん、どうかな」と思えてしまうのが残念なところ。一部の国ではXiaomiは安物のイメージが付きまとってしまっています。もちろん製品は同じ価格帯のモデルと比べるとはるかに優れているのですが、「安い」イメージが浸透してしまった今、それを払しょくさせるのはなかなか大変です。

 そんなこともあってか、Xiaomiは新たに別のスマートフォンブランドを立ち上げました。それが「Pocophone」です。最初のモデル「F1」はプロセッサがSnapdragon 845、メモリ構成は最大メモリ8GB/ストレージ256GB、カメラはアウトが1200万画素+500万画素、インが2000万画素、6.18型(1080×2246ピクセル)ディスプレイ搭載とかなりの高性能。それでいて、価格は筆者の住む香港で6GB/128GBモデルが2799香港ドル(約4万円)と激安です。

 Xiaomiのハイエンドモデルといえば「Mi」や「Mi Mix」シリーズがあるものの、低価格ラインの「Hong Mi」と名前の差別化ができていません。Pocophoneという一見すると突拍子もないネーミングは、従来のXiaomi製品とは全く違うモデルということをアピールしたいのでしょう。

2018年10月2日火曜日

「有給取っていたのに・・・」ポケモンGO、デオキシスEXレイドキャンセル不具合の報告相次ぐ(世永玲生)

ポケモンGOのEXレイドの不具合によるキャンセル報告が相次いでいましたが、遂に公式から不具合の告知が出ました。このEXレイドとは、対象となるジムでのレイドを行うことで抽選される特別なレイドバトルで、開催時間が日中のこともある反面、強力なポケモンが手に入る本当に、本当に特別なレイドバトルです。 今回のEXレイドでは新規実装のデオキシスが手に入ると以前から言われており、当選したユーザーは有給を取ってでも参加する意気込みのトレーナーが多数でした。突然のキャンセルに沸き立つ悲鳴SNS上ではキャンセルしたトレーナーの悲鳴が相次いでいます。

台風の影響があった地域がキャンセル対象なのでは?との声もありましたが、僕が確認する限り都内でも複数キャンセルが起こっているようです。

しかも、現在の所お詫びは、ほしのすな1000と通常のレイドに使えるパス2枚のみ。

EXレイドの当選には、該当ジムでのレイドバトルの回数やジムバッジのランクも関係していると言われていることから、当選者の中には既に入手済みのポケモンであったとしても、貴重なパスを使いEXレイドのためにレイドバトルを行っていた方が少なくなく、補償に対する不満の声も多数あがっています。

モバイル版「Googleマップ」にリアルタイムの交通情報を1タップで確認できる「通勤」タブ

 米Googleは10月1日(現地時間)、AndroidおよびiOS版「Googleマップ」に「通勤」タブを追加したと発表した。向こう数週間中に世界でローリングアウトしていく。

 現行のモバイル版Googleマップの画面下には、左から「周辺のスポット」「車」「公共交通機関」「おすすめ」タブが並んでいるが、中央の2つが「Commute(通勤、という意味。日本語版でどうなるかはまだ不明)」にまとまり、新機能も追加される。

 自宅と職場の場所をGoogleマップの設定に登録し、初期設定の通勤ルート(車で向かうのか、公共交通機関を利用するとしたらどの機関を使うのか)を設定しておくと、「通勤」タブを1タップするだけでリアルタイムでの職場(あるいは自宅)までの最適な交通手段と所要時間を表示する。通常のルートに交通事故などで渋滞がある場合は、他のルートを推奨する。

 通勤に車と公共交通機関の両方を使っている場合は、例えば電車が遅れている場合は駅まで車で急いで行っても無駄になるので、何時に家を車で出発すれば間に合うのかを表示し、ETA(到着予定時間)も示す(下左の画像)。

 世界の80の地域(日本が含まれているかどうかはまだ不明)では、バスや電車のリアルタイムの移動を地図上で表示する(下中央の画像)。これにより、家を出るべき時間をより正確に見積もれるだろう。

 また、Googleマップを開いたまま音楽サービスの「Spotify」「Apple Music」「Google Play Music」のストリーミングを操作できるようになった(下右の画像)。特に車通勤の人には運転しながらアプリを切り替えたりする必要がなく、安全の助けになりそうだ。

G-Tune、GTX 1060搭載ゲーミングノートが税別約12万円となるキャンペーン

マウスコンピューターは10月2日、ゲーミングノートPCブランド「G-Tune」で展開する15.6型ノートPC「NEXTGEAR-NOTE i5540BA2-SP」を通常価格から13,000円引きの119,800円で販売するキャンペーンを開始した。キャンペーン期間は2018年10月2日から10月16日まで。

今回のキャンペーンは、同社がスポンサードするゲーミングチーム「DetonatioN Gaming」のe-sports世界大会出場を記念したもの。「NEXTGEAR-NOTE i5540BA2-SP」はグラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1060 3GBを搭載。VRにも対応する高いパフォーマンスが特徴だ。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700HQ 、メモリが8GB、ストレージが480GB SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 600(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 10 Home。

【製品速報】4Kテレビも快適視聴、エレコムの高速無線LANルーター「WRC-2533GST2」

 エレコムは10月2日、4Kテレビも快適に視聴できる高速11ac無線LANギガビットルーター「WRC-2533GST2」の販売を10月中旬に開始すると発表した。税別の販売価格は1万7980円。

 5GHz帯と2.4GHz帯で独立したハイパワー内蔵アンテナ(4×4)の搭載で、4Kテレビの快適視聴を可能にしている。回線が混雑しにくいIPv6 IPoEインターネット接続に対応し、インターネットポートにLANケーブルを接続するだけですぐにインターネットの使用が可能。自動回線切り替え機能「ALS(Auto Line Switching)」の搭載で、PPPoE接続からIPv6 IPoE接続に移行する際に設定不要で自動的に接続が切り替わる。
 「らくらく引越機能」の搭載で、買い替え時に面倒な入力設定をする必要がない。使用中のルーターと本機のWPSボタンを押すだけで、自動的に使用中のルーターの情報(SSID・パスワード)をコピーして引き継ぐことができる。トレンドマイクロの「スマートホームネットワーク」によって、悪質なウェブサイトブロック機能に加えて脆弱性を狙う攻撃や情報漏えいを伴う外部への不正な通信もブロックする。
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【会見速報】Jaybirdからランナー向けイヤホン、イヤージェル採用でフィット感アップ

 ロジクールは10月2日、スポーツイヤホンブランド「Jaybird」からランナー向けに開発したワイヤレスイヤホン「Jaybird X4」と「Jaybird TARAH」を発表した。

 今回が初採用となる「イヤージェル」は、シリコン製の外皮の内側にジェルが入っており、装着していることを感じさせないほどの自然なフィット感を実現。左右のケーブル間には、スピードシンチと呼ばれる絞りパーツを備え、ケーブルのたゆみが気にならないよう配慮している。
 IPX7の防水性能と防汗性能設計で、悪条件下でも故障を気にせず使用できる。連続再生時間は、Jaybird X4が2時間の充電で最大8時間、Jaybird TARAHが1.5時間の充電で最大6時間。フルマラソンにも耐えうる長時間バッテリーを搭載する。10分間で1時間分の再生バッテリーをチャージする急速充電も可能。
 Jaybird X4は、イヤーフィンを左右それぞれ3種類、付け替え用のイヤーチップとして低反発素材のCOMPLY ULTRAを2種類付属。Jaybird TARAHは、左右それぞれ3種類のイヤーフィンとチップが一体型のイヤージェルを付属。豊富なサイズバリエーションを用意した。
 価格はオープンで、税別の実勢価格はJaybird X4が1万6880円前後、Jaybird TARAHが1万3880円前後の見込み。発売は、Jaybird X4が10月11日、Jaybird TARAHが10月25日となる。

Instagramから飲食店予約が可能に ぐるなびと連携

 フェイスブックジャパンは10月2日、写真共有SNS「Instagram」を「ぐるなび」と連携させ、飲食店の予約機能を提供すると発表した。10月23日以降、ユーザーがInstagramの飲食店プロフィール画面に追加された「席を予約する」というボタンを押すと、ぐるなびの予約画面が立ち上がり、日時や人数を指定して予約できるようになる。

 予約機能を追加できるのは、Instagramのビジネスアカウントとぐるなびのネット予約機能の両方を利用している飲食店。

 フェイスブックジャパンの長谷川晋社長は「現在、ユーザーがInstagramですてきな飲食店を見つけても、行ってみようと思うと電話をかけたり別のブラウザを開いたりしなければならない。(新機能で)Instagram内で簡単に予約ができるようになる」と説明する。

 ぐるなびの久保征一郎社長も「ユーザーがInstagramでおいしい料理を見つけるところから、実際に店舗にいくアクションにすぐつながる。特に女性はInstagramの情報を頼りにしている人も多いので、そうしたニーズにぐるなびとしても応えていきたい」と意気込んでいる。

【会見速報】4レンズとAIカメラを備える「HUAWEI nova 3」、10月5日に発売

 ファーウェイ・ジャパンは10月2日、前面と背面の両面でダブルレンズを採用するAndroidスマートフォン「HUAWEI nova 3」を発表した。価格はオープンで、税別実勢価格は5万4800円前後の見込み。10月5日にファーウェイ・オンラインストア、家電量販店、MVNO、ECサイトなどで発売する。

 「HUAWEI nova 3」は19.5:9の約6.3インチフルビューディスプレイ(FHD+)を搭載。本体のエッジ部分は、ラウンド形状の手で持ちやすいデザインを採用している。両面のダブルレンズのスペックは、アウトがF1.8/約1600万画素カラーセンサー+F1.8/約2400万画素モノクロセンサー、インが約2400万画素+約200万画素。セルフィーでも背面をぼかしたポートレート撮影に対応する。
 ダブルレンズだけでなく、被写体を自動認識して最適な設定に調整する「AIカメラ」にもイン/アウトの両方で対応。シーン認識はアウトで22種類、インで8種類。「フード」や「植物」「花」「青空」などの定番シーンに加えて、「猫」「犬」「古代建築」「自動車」「自転車」などの特定の被写体を想定したユニークなシーン認識も備える。
 メモリはRAMが4GBで、ROMが128GB。外部ストレージは最大256GBのmicroSDカードに対応する。AI専用プロセッサ(NPU)内蔵の「HUAWEI Kirin 970」や高負荷のスマホゲームでグラフィックの処理能力を高める「GPU Turbo」などのハイスペックも特徴。