2018年10月17日水曜日

Oracle、Javaやデータベースなど301件の脆弱性を修正 速やかに適用を

 米Oracleは10月16日、四半期に1度のセキュリティ更新プログラム「Critical Patch Update(CPU)」を公開した。Java SEを含む幅広い製品を対象として、計301件の脆弱性を修正している。

 アップデートの対象となるのは、Oracle Database Server、Golden Gate、Big Data Graph、Fusion Middleware、Enterprise Manager、E-Business Suite、PeopleSoft、Siebel CRM、Industry Applications、Java SE、Virtualization、MySQL、Sun Systems Products Suiteなどの各製品。

 中でもGolden Gateには、危険度が共通指標CVSSのベーススコアで最も高い「10.0」の脆弱性が存在する。また、Database ServerやEnterprise Manager、Fusion Middleware、MySQLなどでも、危険度「9.8」の脆弱性が多数を占める。

 Javaでは12件の脆弱性が修正された。危険度は最も高いもので「9.0」と評価されている。最新バージョンとなる「Java SE 11.0.1」が同日公開され、これらの脆弱性に対処した。

 なお、「Java SE 8」については2019年1月を最後にアップデートが公開されなくなる。

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