2018年10月6日土曜日

「楽天Edy」は対応店舗の多さが魅力 ただしiPhoneで使うには工夫が必要

 さまざまな決済サービスが提供されている昨今だが、プリペイド型の電子マネー「楽天Edy」は、おサイフケータイのサービスが始まった当初から対応してきた、老舗のサービスだ。

 FeliCaチップを埋め込んだカードやおサイフケータイなどで利用でき、店舗のリーダー/ライターにカードやおサイフケータイをかざすだけで支払える。Edyに対応したキーホルダーやコインなど、さまざまな形状をしたものもある。

 楽天Edyはプリペイド型のサービスなので、使うにはお金のチャージが必要だ。チャージはコンビニで現金で、クレジットカードや銀行口座を登録してアプリからなど、さまざまな方法がある。楽天グループのサービスを利用してたまった楽天スーパーポイントをチャージして使うことも可能だ。

 実店舗で支払う際は、スマホのFeliCaマークがある部分をレジのリーダー/ライターにかざすだけでいい。スマホの画面ロックを解除したり、アプリを起動したりする必要はなく、電波圏外でも支払える。バッテリーが完全に空になっていたり外れたりしていない限り、スマホに電源が入っていなくても支払える。この辺りはQRコード決済にはないメリットだ。

 Apple Payには対応していないので、iPhoneで楽天Edyを使うことはできないが、「パソリ」という個人向けのリーダー/ライターを使ってチャージしたり、残高や利用履歴を確認したりはできる。オートチャージの設定も可能だ。

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