2013年11月7日木曜日

Android 4.4 KitKat は電話アプリも進化、発信者のGoogle+ プロフィール写真表示に対応

Google が Nexus 5 とともに正式発表した Android 4.4 KitKat では、電話アプリも Google らしく進化します。 Caller ID by Google は、連絡先に登録していない相手からの電話でも、さまざまなソースから名前と写真を取得して表示する機能。たとえば発信者の Google アカウントからプロフィール写真と名前を表示します。

うっかり設定して忘れたプロフィール写真やニックネームが電話相手に見られて困ったことになりそうな気もしますが、この機能が有効なのは、

・Google アカウントに自分の電話番号を登録して確認手続きをとった上で、
・電話番号から自分の Google アカウントを見つける機能を有効に設定

した場合のみ。" Caller ID by Google " のうち、この機能は2014年から導入予定です。

Caller ID by Google の仕組みではこのほか、同じく電話帳にない相手からの着信でも、

・Google Places に登録済みの店舗やサービス、企業ならば、Places から写真と名前を取得。
・Google Apps を利用している場合、同じドメインに登録している相手の名前と写真を表示(同じ会社の社員など)

Places (Google マップで出る店など) の場合は、たとえば店頭やネットで予約した店から直接電話で連絡があったときなど、どちら様ですか?が省けて便利便利になりそうです。

導入はまだ先の話ですが、Google アカウントの電話番号関連付けはここから確認できます。

また KitKat では、電話アプリの検索窓からも、上記の Google プレイスや Google Apps の登録名が検索対象になり、近所の店舗などを直接検索して発信できます。ウェブや地図で店の番号を探してからタップしたり(電話番号の自動認識リンクがきいていれば)、場合によってはダイヤラーに貼り付けてから発信、の手間が省ける機能です。

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