2013年11月8日金曜日

米国スマホ市場、状況に変化はなし、「iPhone 5s/5c」の影響が現れるのはこれから

米国 comScore は2013年11月5日、米国スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。それによると、端末メーカー別の市場シェア1位は米国 Apple(40.6%)、プラットフォーム別1位は Android(米国 Google 製、51.8%)。今回の調査は2013年7月から9月の3か月間、13歳以上のスマートフォン利用者を対象に行ったもの。

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端末メーカー別シェア順位は、1位が Apple の40.6%(2013年4月から6月の調査に比べ0.7ポイント増)、2位が韓国 Samsung Electronics の24.9%(同1.2ポイント増)、3位が台湾 HTC の7.1%(同1.4ポイント減)、4位が米国 Motorola の6.8%(同0.4ポイント減)、5位が韓国 LG Electronics の6.6%(±0.0ポイント)。ここまでの順位は、2012年10月から12月の調査以来変わっていない。Apple と Samsung だけがシェアを伸ばす状況に変化はなく、上位2社と下位3社の差は広がる一方だ。

プラットフォーム別シェア順位は2011年4月から6月の調査以来同じで、Google製 Android の51.8%(2013年4月から6月の調査に比べ0.2ポイント減)、Apple 製 iOS の40.6%(同0.7ポイント増)、カナダ Blackberry の3.8%(同0.6ポイント減)、米国 Microsoft の3.3%(同0.2ポイント増)、フィンランド Nokia 製 Symbian の0.3%(同±0.0ポイント)という順番。Apple が新型スマートフォン「iPhone 5s」「iPhone 5c」を9月20日に発売したが、さすがにまだ影響は現れていないようだ。

なお、米国にはスマートフォン利用者が1億4,790万人(2013年4月から6月の調査に比べ4.5%増)いるという。これは携帯電話を含めたモバイル端末利用者数の62.0%に相当する。

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