2014年1月9日木曜日

SSD、障害に強いのはIntel製 - ExtremeTech

ExtremeTechに掲載された記事「SSD stress testing finds Intel might be the only reliable drive manufacturer」が、複数のSSDデバイスに対して電源オン・オフなどを繰り返す耐久試験を実施した結果を伝えた。書き込み処理を実施している段階で電源のオンとオフを繰り返すという試験で、6,500回以上繰り返し負荷試験を実施してもデータ破壊が発生しなかったのはIntelのドライブのみだったと説明している。試験対象とされたSSDは50~150米ドル(5,000~15,000円ほど)の価格帯で電力消失時のプロテクション機能が謳われているものとされており、ストレージ容量や読み書き速度ではなく信頼性を調査する目的での試験だと説明されている。

耐久試験に使われたとされているSSDは次のとおり。

Crucial M4 (128GB)
Toshiba THNSNH060GCS (60GB)
Intel S3500
Innodisk 3MP Sata Slim (8GBおよび16GB)
Intel 320SSD(旧式)
OCZ 32GB Vertex SSD

耐久試験は電源のオンオフ、数千ディレクトリおよび数百万ファイルの並列書き込み、ダイレクトディスク書き込みとされている。SSDはHDDとは特性が異なり、大量のデータの並列書き込みが可能という特徴があるほか、ファームウェアによって性能や信頼性が大きく左右されるという特徴がある。データセンターからコンシューマ市場まで多くの分野でSSDの採用が広がっており、耐久性や信頼性に関する比較データは製品選択の際の参考になる。

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