2014年2月3日月曜日

KindleがなくてもKindleは読める。iOS版とAndroid版の違いを超ていねいに解説

先日の角川70%祭りの際にちらほらとこんな発言を見かけました。

「この機会に読んでみたいのはたくさんあるけれども、Kindle(Paperwhite)を持っていないしなあ……」

実は、Kindleストアの本はKindle Paperwhiteがなくても読むことができます。iPhone/iPadや、Android端末があればアプリを使って読めるのです! それを知らないで読めないと思うのはもったいない!

というわけで、iPhone/iPadのiOS版と、Android版のKindleアプリについて解説していきたいと思います。

●iOS版は買い物ができない。

iOS版のKindleアプリは、本を読むことにかけては問題が無いのですが、本を買うことができません。本を買うときにはSafari等のブラウザを起動してAmazonのページへ行き、Kindleストアで購入するという形になります。

たくさん買ったら容量が足りないんじゃ……という人も大丈夫。データは「クラウド」と「端末」とに分けられていて、購入した本は「クラウド」にあります。この段階ではiPhoneなどの本体の容量は消費しません。


読みたい本をそこから選び、ダウンロードすると「端末」に移ります。そこで容量が減るというわけです。なので、安心して買いまくっても大丈夫です。

ただし、iOS版のアプリのできは後述のAndroid版に比べるとやや悪いといえます。アプリ内で本を買えないこともそうなのですが、最新のiPhone/iPadじゃないと、たくさんの本を「端末」に移した場合アプリが落ちてしまうという報告がいくつもよせられているようです。最新のiPhone/iPadを使っていない場合は、読み終わった本を端末から削除(この場合もクラウド上から消えるわけではないので、再び読みたくなったら再度ダウンロードできます)するようにしましょう。

本をたくさん購入したら、ある程度は「コレクション」機能を使って整理することもできます。


iPhoneでは画面が小さく感じますが、小説では文字の大きさを変更することができるため、意外と読みやすかったりします。漫画はちょっと読みにくいのですが、それでもカラーで読めるところがKindle Paperwhiteよりも優れているところと言えるでしょう。また、読んだ箇所を同期できるため、外ではiPhoneで本を読み、家ではタブレットで続きを読む、といった運用も可能です。

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