2014年4月6日日曜日

リモコンがテレビの進化を妨げている

テレビは進化を続けているのに、リモコンは昔のままだ。このままでいいのだろうか。

テレビのリモコンといえばこれを思い浮かべるだろう。

だが、このリモコンは無くなるべきなのだ。その理由を説明しよう。

今のリモコンは、チャンネルが4種類程しかなかった時代には、テレビを操作するのに最適な手段だった。電源のオン・オフ用ボタン、チャンネルや音量の変更ボタン、そして(当時の)最先端機種であれば数字のボタンも付いていたかもしれない。方向キーや設定ボタン、四色のカラーボタンやガイド・コントロールなどは存在せず、必要でもなかった。テレビは放送される番組を見るための道具であり、リモコンはチャンネルを切り替えるために使われた。実に単純な話だ

もちろん、この懐かしき単純な世界はもはや30年も前の話で、それ以降世の中はめまぐるしい進化を遂げている。テレビは単なるスクリーンから、ホーム・エンターテイメント・センターの一部へと変化し、最近ではさらにインターネットのハブへと進化を遂げている。最初は一桁台だったチャンネル数も、何千へと膨れ上がってしまった。さらには BBC iPlayer、Netflix、アマゾンの Instant Video、および Hulu のようなオプションが登場したおかげで、今やテレビを持っていなくてもお気に入りのテレビ番組を見ることができる。

テレビの進化は急激で極端なものだった。しかし一方のリモコンは、まるで歩みの遅いカメだ。より大きく、よりかさばるようになっただけで、進化したとはとても言えない状態である。

テレビ側の進化にリモコンが追いついていないため、世界中のユーザーは不便なナビゲーションを強いられている。アルファベットと数字のキーボードを駆使したり、方向キーを連打しながら延々と続く番組表をスクロールしたり、たまに方向キーではそれ以上進めなくなり、すぐとなりの列に進むだけなのに一旦カラーボタンを押さなくてはならないといった有様だ。セットトップボックスやブルーレイ・プレイヤーなどの新しい機器を購入する度に新たなリモコンが増え、またその操作方法を覚えなくてはならないのだ。この状況がいかに不便であるか、お分かりいただけるだろう。

テレビというのは一般的に処理能力があまり高くなく、それを操作する唯一の手段であるリモコンも、非常に旧式で全く標準化されていない。

しかし、改善の余地はまだ残されている。

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