2014年5月26日月曜日

グーグルグラス着用で入店拒否のレストラン、店とユーザー間でバトル勃発


グラスへの世間への対応はどんなものか。

携帯電話禁止やドレスコードを設けるレストランがあるということは、グーグルグラスに関してもの申すレストランが出てきても不思議ではありません。が、残念ながらそのようなお店では、支持者と反支持者がうまれ、バトルが始まるようですが…。

グーグルグラスユーザーであるKaty Kasmaiさん。NYCのレストラン「Feast」来店時に、お店側からグラスを外すよう言われました。Kasmaiさんは、それには応じずにお店を去るという選択肢を選んだわけですが、その後、彼女はネット上のレストランレビューサイトに星1つという低レビューを書き込みました。

Kasmaiさんが書き込んだのは、グーグルのレストランレビューサイト。星1つの書込み内容は「日曜日の午後に訪問したが、グラス着用によりサーヴィス拒否をされた」というもの。これに加え、3,000人のフォロワーを持つ自身のGoogle+にも、レストランでグラスを拒否されたという内容をポスト。グラスを手に入れて1年ほどたつが、今までこのようなことはなかったとも語っています。レストラン側が拒否したのは、他のお客さんのプライバシーのためという理由でした。

Kasmaiさんは、実はNYCのグラスユーザーをまとめる非公式グラス大使とも言える存在。故に彼女の発言には支持者が相次ぎ、レストランのレビューには同様の低レビューをつける者が現れました。

レストランマネージャーは「Feastとレストラン名でグーグル検索すると3.1点だとでます。これはレストランにとっては痛手。レビューの半数にあたる13人が星1つをつけていますが、彼らはNYCに住んでいるわけでもないのです。うちのグラスポリシーに反対するレビューを書いているだけなのですね」と語ります。

来店から1週間後、両者はTwitter上にてメッセージを交換。Kasmaiさんの「グラスに対しての理由なき差別」だというツイートに、レストラン側は「あなたやグラスが嫌いというわけではありません。他のお客様からでたクレームの結果です」と応えました。さらにその後ツイートのやり取りは続き、最終的に両者は和解。お客さんに説明できるようにグラスについてKasmaiさんがお店に教えることになりました。お店側もぜひ知りたいと和やかなムードとなり、バトルは幕を閉じました。

その一方で、両者の和解はさておき、世間の反応は現在のところお店側に軍配があがっているようです。

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