2014年5月18日日曜日

スマホで簡単クレカ決済、「食べログPay」スタート

初期費用・月額基本料無料、手数料3.0%
飲食店などのランキングとクチコミのグルメサイト「食べログ」を運営する株式会社カカクコムとベリトランス株式会社は、16日より、2社の共同事業として、飲食店向けクレジットカート決済サービスの「食べログPay」の提供を開始した。

この「食べログPay」は、ベリトランスのサービスで、スマートフォンやタブレット端末を用いて、クレジットカード決済ができる「VeriTrans mPOS」(ベリトランス エムポス)を利用したもの。イヤホンジャックに接続して使用する専用カードリーダーを、スマートフォンなどの端末に取り付けることで、手軽にカード決済を導入することができる。

導入店舗向けの専用カードリーダーは無料(2台目以降は1台2,000円)で提供され、その他初期費用や月額基本料も無料。負担は決済手数料のみで、この手数料はサービス開始記念キャンペーンとして、業界最安水準の3.0%としている。キャンペーン期間中に利用を申し込むと、キャンペーン終了後も3.0%が適用されるという。キャンペーン期間終了のアナウンスは「食べログPay」特設ページでなされるが、終了後に適用される決済手数料は、現時点で未定となっている。

(画像はプレスリリースより)

スマホさえあれば、簡単に導入可能!
飲食店側は導入にあたり、スマートフォンかタブレット端末を用意し、「食べログ」会員登録(無料)と「食べログPay」アプリのダウンロードを行う必要がある。Web上の特設ページから申し込みを行うことができ、2週間程度で利用可能となる。加盟審査を通過すれば、専用カードリーダーが届き、すぐに導入できる仕組みだ。

入金は月末締め15日払いと15日締め月末払いの月2回。サイクルが早いので、キャッシュフローにも余裕が生まれやすいとしている。ただし、入金時の振込金額が10万円以上ならば無料だが、10万円未満の場合は、別途200円(税別)の振込手数料がかかる。

来店した客は、スマートフォンの画面上で指によるサインを行って、カード決済を利用できる。現段階での対応カードブランドはVISA、MasterCard。今後、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの取り扱いも開始し、主要6国際ブランドすべてに対応する予定という。

レシートの発行を希望する顧客には、メールでの発行が可能なほか、飲食店側で「食べログPay」対応プリンターが導入されていれば、紙でのレシート発行・受け取りもできる。

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