東工大スパコンが省エネ１位 ２回連続、世界ランク

　世界のスーパーコンピューターが性能を競い合うランキングで、省エネ性能の世界一に東京工業大のスパコン「ＴＳＵＢＡＭＥ―ＫＦＣ」が選ばれたことが１日分かった。東工大の１位は昨年１１月に続き２回連続で、３位には筑波大のスパコンが入った。

　省エネ性能は消費電力１ワット当たりの計算速度を競い合う競技。ＫＦＣは、演算装置などを特殊な油に浸して効率良く冷却するのが特徴で、１ワット当たり毎秒約４４億回計算した。２位は英ケンブリッジ大のスパコンで毎秒約３６億回だった。

　ランキングは、スパコンの専門家集団が半年に１度発表している。