2014年8月13日水曜日

ドコモおすすめ4機種レビュー(第2回)――バッテリーの持ちを比較する

 NTTドコモの2014年夏モデルを横並びで比較するレビューの第1回では基本スペックや持ちやすさを見てきたが、第2回ではバッテリーの持続時間をチェックした。

 今回取り上げている4機種は、「ARROWS NX F-05F」が3200mAh、「GALAXY S5 SC-04F」が2800mAh、「AQUOS ZETA SH-04F」が3300mAh、「Xperia Z2 SO-03F」が3200mAhのバッテリーを搭載しており、いずれもスマートフォンとしては大容量といって差し支えないだろう。ドコモが計測した実使用時間は、ARROWS NXが約88.2時間、GALAXY S5が約65時間、AQUOS ZETAが約101.7時間、Xperia Z2が約79.2時間となっており、充電なしで3日前後、AQUOS ZETAに至っては4日以上使える計算だ。

 では、実際のところどれだけバッテリーが持つのだろうか? 今回も恒例のYouTube連続再生、静止画連続表示、待受状態で放置のテストを実施した。なお、バッテリーの持ちは通信環境や使用しているアプリなどによって変わってくるので、今回のテスト結果はあくまで一例としてご参照いただきたい。

 今回実施した3つのテストで共通の条件は以下のとおりだ。

・満充電の状態で計測開始

・バッテリー残量の確認には「Battery Mix」アプリを使用

・ディスプレイの輝度は中間に統一

・モバイルデータ通信(LTE)で通信(通信環境は良好)

・GPSはオン、Wi-FiとBluetoothはオフにした

・Googleアカウントの同期はオンにした

・twicca、Twitter、Facebook、Dropboxにログイン、Yahoo!アプリをインストールした

 まずはYouTubeテストから見ていこう。再生したのはHD画質(720p)の動画で、7月20日10時27分から、東京都江戸川区の屋内で実施した。動画は横向きに再生し、スピーカーの音量はオフにした。4時間再生を続けたところ、バッテリー残量が最も多かったのはARROWS NXの62%で、あとは56%のAQUOS ZETA、55%のXperia Z2、50%のGALAXY S5が続く。動画でも30fpsなら従来よりも画面の更新回数が半減する「IGZO」と、この中では最も大きいバッテリーを搭載したAQUOS ZETAが有利になると思われたが、AQUOS ZETAは5.4型でARROWS NXは5.0型。

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