2015年7月24日金曜日

<h1 itemprop="name">人民解放軍が「トランスフォーマー」配備!? 自衛隊「ガンダム」に対抗?=中国メディア

 中国人民解放軍が、ついに「本気」を出した。江蘇省の国境警備部隊の基地でこのほど、"トランスフォーマー"の組み立てが完了したのだ。中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」のニュースサイト、「中国軍網」が報じた。

 部隊自動車訓練隊の兵士らが余暇の時間を利用して3カ月をかけ、部隊が廃棄した自動車のエンジン、ギア、スプリングなどを溶接して、高さ約4メートルのトランスフォーマーを組み立てた。

 中国では中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)が6月30日に放送した時事評論番組で、自衛隊を紹介する資料映像にガンダムの写真を使ったことが話題になった。トランスフォーマー制作が「自衛隊のガンダム保有情報」に反応したものであるかどうかは、明らかでない。

 ただ、このトランスフォーマー、ケチをつけるわけではないが、「本物のトランスフォーマー」とは雰囲気がかなり異なる。しばらく考えて気づいた。長沙国防科技大学が2000年に発表した"伝説のロボット"の「先行者」のデザインセンスが漂ってくるのだ。

 中国はこのところ、日本をはじめとする国外技術を導入して作り上げた高速鉄道を「自主開発」と喧伝。ロシアの戦闘機を改良した戦闘機の「J-11」シリーズも「自主開発」と強調している。違和感を感じる日本人も多いのではないだろうか。

 しかし、この中国的センスが濃厚な「トランスフォーマー」について、「自主」との主張は一切ない。奥ゆかしいではないか。すがすがしささえ感じる。

 迷彩色を施したトランスフォーマーは部隊のマスコットとなり、上官らも一緒になり記念写真の撮影に余念がないという。

 なお、韓国軍が「テコンV」を保有しているかどうかは、今のところ不明だ。(編集担当:如月隼人)(写真は中国軍網の上記記事掲載頁キャプチャー)


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