2015年8月15日土曜日

<h1 itemprop="name">モバイル・ルーターよりお得!? 「Bluetoothテザリング」とは

ノートPCやタブレット端末を屋外で利用する際に重宝する、スマホの「テザリング」。データ通信を介して、他の端末をネット接続するための機能だ。以前はキャリア側で利用を制限していたが、最近発売されたスマホの大半がテザリングに対応している。使い方次第で、モバイル・ルーターを別途契約するより通信費を安く抑えられる点が大きなメリットといえるだろう。

スマホのテザリングには、Wi-Fi経由とBluetooth 経由、そしてUSB接続経由の3種類がある。このうち一般的なのが、Wi-Fi経由のテザリングだ。通常「テザリング」といえば、このWi-Fiテザリングを指す場合が多い。Androidスマホにはホーム画面やステータスバーから引き出されるメニューの中に、Wi-Fiテザリングのオンオフを切り替えるボタンを標準で用意している機種もある。ネット接続する端末側の設定が、Wi-Fi接続のパスワードを入力する程度で済むのも便利なところだ。

しかしWi-Fiテザリングには、スマホのバッテリー消費が激しいという大きなデメリットがある。電池切れでスマホが利用できなくなるリスクを避けるため、Wi-Fiテザリングをあきらめモバイル・ルーターを用意している人もいるほどで、テザリングがあまり広まっていない理由のひとつにもなっている。

そこでオススメしたいのが、対応機種が増えているBluetooth 経由のテザリングだ。Wi-Fi経由に比べ、バッテリー消費が圧倒的に少ない点が特徴。Androidで比較的新しい機種を持っている人は「設定」の「その他(の設定)」→「テザリング(とポータブルアクセス)」を見てみよう。設定画面の「Bluetooth テザリング」が選択可能な状態になっていれば、Bluetoothテザリングが利用できる。「Bluetooth Tethering On Off」のように、ワンタップでBluetoothテザリングのオンオフが切り替えられるアプリを使えば、さらに快適に利用可能だ。

Wi-Fi経由に比べてメリットが多く感じられるBluetoothテザリングだが、ネット接続する端末側の設定が、やや面倒な点には注意が必要。最初にスマホと端末とを紐づける「ペアリング」の設定が必要になるほか、たとえばウィンドウズPC(Windows8.1)の場合は、Bluetoothテザリングでネット接続をする際に毎回「デバイスとプリンター」を開き、ペアリングされた端末名のアイコンを右クリック→「接続方法」→「アクセスポイント」を選択しなければいけない。

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