2015年9月4日金曜日

リアル脱出ゲーム×ニンテンドー3DS「超破壊計画からの脱出」がまるでリアルで凄い

「世界中の3DSにプログラムボムが仕掛けられた。このままでは爆発してしまう。プログラムボムを解除しようにも数々の謎と暗号で守られているため、爆発を阻止するためには謎を解くしかない」

9月2日に第一話が配信されたリアル脱出ゲーム×ニンテンドー3DS「超破壊計画からの脱出」のオープニングだ。名前から気づいた人もいるだろう、「リアル脱出ゲーム」でおなじみのSCRAPが全面的に監修している。
超破壊計画からの脱出」はNintendo3DSのダウンロード専用ソフト。遊ぶためにはインターネット回線があった方がいい

リアル脱出ゲームとは? もともとはFlashゲームなどで流行した。プレイヤーは密室に閉じ込められている。謎を解かなければそこから脱出できない。その設定を現実世界でやってしまおうというのが「リアル脱出ゲーム」だ。会場内に散りばめられた謎を集め、暗号を解読し、パズルを解いて脱出する。もっとも重要なのは、制限時間内にチームで謎を解くこと。一人の力では解けなくても、他の人と協力することで思わぬひらめきを得て、脱出することができる。

SCRAPが主催するイベントは大盛況で、今やチケットがなかなか取れないほど。単発のイベントだけではなく、テレビ番組になったり、ゲームブックになったり、日本全国に常設のリアル脱出ルームができたり。そのSCRAPと任天堂が組んで、2年間の開発期間を経てリリースされたのが3DS用ソフト「超破壊計画からの脱出」なのだ。

しかし、3DSになっちゃったらFlashゲームに逆戻りなのではと思うひともいるだろう。実際、3DS用の脱出ゲームは数多くリリースされている。だが、「超破壊計画からの脱出」はきちんと「リアル」で、しっかりと「制限時間がある」「チームで謎を解く」の2点を再現している

ゲームは全5話から構成されていて、1話ずつダウンロード購入する形式だ。ただし、購入後にゲームのスタート日時予約が必要になる。
「シナリオ購入・日時予約」から、遊ぶ日時を指定する

同時にアクセスした同士で「ヒント協力隊」というチームを組み、そこに、制限時間がかかる。遊べる時間帯は10:20、13:50、17:20、19:05、20:50、22:35から。謎解き時間は60分だが、ゲーム開始10分前から集合し、プレイ後の解説やエピローグ、脱出者の発表を含めてだいたい1ゲーム90分ぐらいかかると思っておいた方がいい(どうしても時間が合わない人はオフラインで一人で遊ぶこともできる)。
各回には人数制限があり、現在の予約状況が○や△や×で表示される

ちなみに、3DSでフレンドになっている人と同じ時間帯にアクセスすれば、やや優先的に同じチームになれるようだ。

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