真顔で怒ってる? 不機嫌そうに見えるGrumpy Catをご存知でしょうか。
過去には映画の主役になり、最近ではマダムタッソー館の蝋人形になり、そして始球式にも出たことがある全米で大人気のにゃんこです。
その他にも、きょとんとした顔が特徴のLil Bub、日本発と噂されるNyan CatはYouTubeで謎のブームを巻き起こしました。
さらに今年は史上初CatConが開催されたり、ネットセレブ猫をつくるハウツー本だって世の中にはあったりするのだから、国内外での猫人気はまだまだ加熱中。そこで気になるのが、どうして犬じゃなく猫なの?
それはもうにゃんこのほうが可愛いから...? という犬派・猫派の議論からはひとまず離れて、もっと科学的に考察している人たちがいるようです。
New York's Museum of Moving Imageは、ニューヨーク・クィーンズにある博物館。ここでは猫がネットの世界を支配するまでをテーマにした展覧が現在開催中。
展覧のなかでも、24分間にまとめられたループ動画に登場するのはネット上で話題になったにゃんこたちのオリジナル紹介動画、アクション映画並みの動きを見せるにゃんこ、そして太っちょにゃんこ、壷に入れるか(2度目の挑戦)など、過去に人気を博した数々の猫ビデオ。
とはいっても、犬にまつわる動画だって過去に何度も話題になっているはず。
お喋り犬、電話応対犬、ハイな犬、おめでたいバースデー犬などなど。
しかしDigital Trendsが指摘するには、犬の場合は個々に検索されるのに対し、猫の場合は口コミでシェアされて広がる傾向があるのだそうです。
また生態学的なアプローチで猫人気の解明に動き出した科学者たちもいます。彼らによると、何時間でも猫の動画を観ていられるのは、猫の行動習性が人間の心理にユニークに働きかけるためなのだとか。
にゃんこは人間をがっかりさせない
大抵の場合、犬はカメラ(もしくは飼い主)の存在に気付いていて、愛想良くしっぽを振るから、動画としては面白みに欠ける可能性があると同展覧では指摘されています。…
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