iPhone 6sが発表。最安モデルの16GBは、日本では単体で約8万6800円から購入できます。最新モデルの最安価格って、買っても大丈夫?
いやいや、ダメ、絶対! 2015年モデルの16GBのiPhoneはまあ使えるし、購入しやすい価格、でも本当に満足できるでしょうか。いやいや、それは違うと言いたいわけです。
16GBは携帯電話のストレージとしては充分な量かもしれません。旧8GBモデルに置き換わるものです。しかしながらほとんどの最新Androidスマホ(Galaxy S6やHTC One M9など)は、16GBモデルを廃止していますし、microSDカードでいつでもストレージ容量を増やすことができます。
ただしiPhoneに限っては、内部メモリーでやりくりするしかありません。OSをアップグレードするために常に空き容量を求められます。例えばiOS 8では、少なくてもバックアップのために4GBの空き容量を必要とします。さらに現在iOSのアプリで許容されるサイズは最大4GBまで、つまり、少しアプリをダウンロードしただけで、ストレージ容量はどんどん削られていくのです。バケーション中の写真が容量不足で全然撮れない!とか余裕で起こりうるでしょうし、高解像度の写真や4K動画なんてもってのほか、すぐに容量を食ってしまうでしょう。
しかしながらiOS 9は、前のiOS 8ほどメモリーを必要としませんし、iCloudに保存することも可能。それでもなお、16GBはエントリーモデルのストレージ容量としては不十分だと思います。クラウドストレージに頼るべきではありません。
アップルはiPhone 6sに新しく搭載される4K動画の解像度の高さ、そして魔法のような「Live Photos」機能を謳っていますが、それらの機能を日々使うには、大容量のストレージが必要なことにあまり言及していなかった。それはそれでどうかと。
なぜアップルは、普通の人にとっても充分ではないデバイスを提供するのでしょう? 最新デバイスを一番安く手に入れようとする人々を囲い込んでいると思うのです。
新しいiPhoneを一番安く手に入れたいという気持ちはわかります。そして思い出す、カナダのiPhone 4の8GBモデルで3年契約の忌まわしき日々。新しい写真を撮るたびに、写真を削除しなきゃいけない辛さ。もう私は、同じような過ちを次のiPhoneでは冒したくありません。…






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