2015年10月6日火曜日

新型iPhone購入、不要なオプションに気をつけろ!

 iPhone 6s/6s Plusが発売され1週間が経過したが、すでに購入した人も、これから購入する人も気を付けておきたい点がある。それが、購入時に不要なオプションサービスに契約させられる「レ点ビジネス」だ。これは新規契約や機種変更時にたいした説明もなく、初回月は無料だからと余計なオプション契約までさせられるやり方で、無料月後の解約忘れを狙った商法。申込用紙の四角にカタカナの「レ」に似たチェックを入れていくことから「レ点ビジネス」と呼ばれている。

 また、このレ点ビジネスだが、解約忘れの課金を狙うだけでなく、契約者数を獲得するという目的もある。これは、「契約者数~万人突破!」などと謳うためである。どのキャリアも自社が行っているサービスの人気を強調して、さらに人も呼び込みたいのは一緒。このため、たとえ無料期間だけでも、とにかく契約者数を獲得したいのだ。

 このレ点ビジネスは格安携帯ショップなどで特に顕著で、本来は加入しなくても購入できる端末を、ショップによっては加入しないと購入できないと言い換えて販売しているところもある。これは、オプションサービスの契約者数獲得件数に応じてキャリアから販売店に推奨金が入るようになっているからだ。このレ点ビジネスの販売手法は以前より問題視されているが、iPhone 6s/6s Plusが発売された今でも相変わらず横行しており、キャリア直営店だからといって安心できないのが現状だ。

◆オプションサービスのほとんどが必要のないもの

 このレ点ビジネスに対する対処法だが、とにかくよく分からないオプションサービスには加入しないことが一番。とはいえ、ショップによっては1件加入するごとに本体代金を~円割引といったシステムを取っていることもある。これに関しては、どちらを選ぶかはユーザー次第。無料期間中に解約可能で、忘れずに解約できるのであれば本体代金を割引してもらえるメリットは大きい。しかし、実際のところは忘れずに解約できるユーザーはひと握り。しかも、オプションサービスは全般的に解約方法が分かりにくくなっているという特徴がある。また、保証サービスなどのように新規購入時や機種変更時でないと加入できないサービスも存在する。そこで、本当に必要なサービスをきちんと把握してから購入する必要がある。ここで各キャリア会社のオプションサービスをしっかり把握しておこう。

 上記の表はNTTドコモ、au、ソフトバンクのオプションサービスの中から、月額利用料が発生する主なサービスを一覧にしたもの。

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