Snapdragon 810の発熱問題の影響からか、「Xperia Z4よりZ3の本体価格が高騰する」という珍現象が発生しています。詳細は以下から。
◆買取価格でXperia Z3をZ4を上回るケースが発生
まずは中古パソコンなどでおなじみの「イオシス」の買取価格。2015年10月10日3:00現在、ドコモ版Xperia Z4の新品上限買取価格が5万円なのに対し……
ドコモ版Xperia Z3はまさかの5万1000円。
「じゃんぱら」での未使用品買取上限価格も、5万円で並んでいます。
もちろんXperia Z4の買取価格が4万9000円、Xperia Z3は3万5000円のSofmap.comのように、Z4がZ3を上回っている店舗もありますが、「世代が異なるモデルの買取価格が同じないし旧モデルの方が高く買い取ってくれる店舗がある」というのは驚くべきことではないでしょうか。
◆白ロム価格、未使用品はXperia Z3>Z4に
また、買取価格だけでなく販売価格も興味深いことに。中古携帯電話売買仲介サイト「ムスビー」で調査したところ、2015年10月10日3:00現在、未使用のドコモ版Xperia Z4が5万3900円~5万4800円で売られていたのに対し……
Xperia Z3は5万5000円~6万円以上で販売される事態に。
フロントカメラが500万画素へと高画質化し、キャップレス防水への対応や若干(0.4mm・8グラム)の薄型軽量化、4K録画時間が伸びるなど、Z3と比べて進化した点も多いXperia Z4。しかし買取価格や販売価格でZ3との逆転が発生している背景には、やはり発熱問題があると考えざるを得ません……
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