2015年11月18日水曜日

木製ゲームエミュレーター、ついに発売。Kickstarterから買えるよ


木の温もりをついにゲーム機に!

数カ月前、デザイナーのLove Hultén氏が公開した、ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる木製携帯エミュレーター、PE358が話題を集めました。その大きな反響に応え、Hultén氏はPixel Visionとゲーム機の名を改め、ついにKickstarter経由で発売する事にしたのです。



つなぎに至るまでアメリカ産のクルミ材で作られたPixel Visionは、Rasberry Pi A+ボードと3.5インチLCDディスプレイで構成され、最大限まで充電すれば8時間プレイする事が可能です。また、よりレトロ感を出すため、ブラウン管モニターの曲面のように画面を歪める特別な描画シェーダーが搭載されています。



以前紹介したように、Pixel Visionはゲームボーイのようにカートリッジを使うわけではなく、USBポートからPCに接続し、Atari 2600、ゲームボーイ(アドバンス)、ファミコン、スーパーファミコン、更にセガ・マスターシステムやメガドライブ等のROMを読み込む必要があります。ストーレージは1万種類以上のゲームを保存するのに十分なだけあるので、これでもかという程レトロゲームに浸る事ができます。大抵稼働してるのはテトリスやロックマン等の定番かも知れませんが。


もしどうしても欲しいなら、早めに行動した方がいいかも知れません。販売するのは通常版500台と特別な「パール」版の20台限定です。パール版は真鍮のボタンにマット仕上げのブラックパネル、更に真珠層のはめ込み細工がついています。通常版は3,999スウェーデンクローナ(約5万6千円)で発送は先着予約順に2月から4月までの間となり、パール版は6,999スウェーデンクローナ(約10万円)で発送は2月となります。


エミュレーターにそこまで払うのは馬鹿馬鹿しいと思うかも知れませんが、これはただの洒落たゲームコンソールではありません。Pixel Visionは一つ一つが高級素材で手作りされており、朝の通勤時間用の暇つぶしである以上に、芸術作品でもあるからです。


source: Kickstarter - Pixel Vision

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(scheme_a)

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