2015年11月17日火曜日

危ない!スマホで“ヒヤッと”場面TOP10

スマホの普及に合わせて社会問題となってきたのが、スマホの取り扱いマナー。例えば、「自撮り棒」は観光地でトラブルのもととなりやすいため使用を制限する場所も出てきている。そして、スマホの取り扱いマナー代表格といえば「歩きスマホ」。東京消防庁によれば、平成22~26年の5年間で歩きスマホによる事故で救急搬送された人は、都内だけで103人もいたという。

5年で約100人という数字を少ないと見る人もいるかもしれないが、これはあくまで「救急搬送」の人数。その"予備軍"が相当数いることは想像に難くない。そこで、20~30代のスマホ所有者224人にアンケート調査を行ったところ(協力/ファストアスク)、歩きスマホ中に"ヒヤッと"した経験がある人は約40%。さらに、"自撮り棒"の操作中でも約15%が経験ありと答えた。

では、実際にどんな場面でそんな危険を感じたのだろうか? "ヒヤッと"した経験がある人に、その時のシチュエーションも教えてもらった。

■スマホ操作中に"ヒヤッと"したシチュエーションTOP10
1位 歩きスマホ中、駅のホームで人とぶつかりそうになった(45.2%)
2 位 歩きスマホ中、道路で人とぶつかりそうになった(41.9%)
3 位 歩きスマホ中、交差点で人とぶつかりそうになった(18.3%)
4 位 歩きスマホ中、交差点で信号の認識を間違えた(16.1%)
4位 歩きスマホ中、道路で自転車や車に接触しそうになった(16.1%)
6位 歩きスマホしていたら、駅のホームで転びそうになった(12.9%)
6位 駅のホームで自撮り棒が人にぶつかりそうになった(12.9%)
6位 歩きスマホ中、交差点で自転車や車に接触しそうになった(12.9%)
9位 歩きスマホ中、駅のホームから落ちそうになった(11.8%)
10位 駅のホームで自撮り棒が電車などにぶつかりそうになった(8.6%)

駅、道路、交差点など、人が多く行き交う場での歩きスマホで"ヒヤッと"した人が多いよう。その時の状況も教えてもらったところ、幸いにも、人や自転車、車などにぶつかった人は少なく、間一髪、危険を回避しているようだが、なかには「信号が赤なのに交差点に進んでしまった」(28歳・女性)や「駅のホームから落ちそうになった」(25歳・男性)というように、大きな事故につながりかねない場面もあった。

こうした危険に遭遇した人々は、その時いったいどんな操作をしていたのか? 寄せられた声を見ると、「LINEやメールなどの連絡」が断トツで多かったが、「地図アプリを見ていた」という人も多い。

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