2015年12月15日火曜日

紙に書いたアイデアをそのままデジタル化! ワコムの「Bamboo Spark」

 彼氏や旦那様などバリバリ働くビジネスマン向けのプレゼントに「デジアナ文具」はいかがだろう。もちろん、自分への「ご褒美プレゼント」にもお勧めだ。デジアナ文具のなかでも紙に書いたものをそのままデジタル化するワコムの「Bamboo Spark」は高い精度で手書きの文字や図などをデジタル化できるとの評判が高い。そこで、実際に使い勝手を試してみた。

 「Bamboo Spark」は、紙に書いた手書きの文字や図をデジタル化できる「スマートフォリオ」と呼ばれるアイテムだ。手書きの文字や図などのアイデアをデジタル化する最大のメリットは、保存や整理が便利で簡単に人と共有できること。仕事や学業で浮かんだアイデアをササッと紙に書き、デジタル化しておけば、持ち歩くスマートフォンに保存していつでも確認したり、PCに保存して編集したりもできる。メールに添付して送ることも可能だ。

 手書きメモのデジタル化といえば、スマホやデジカメで写真を撮って画像データとして保存する方法と、スキャナーを利用する方法がある。しかし、それぞれ不便な点がある。写真に撮る場合、撮影のしかたによっては、影ができたり暗すぎてノイズだらけになったりすることも少なくない。一方、スキャンをすれば画質は抜群。だが、なんといてもスキャナーが必要だ。出先で使うのは面倒。それぞれ一長一短だ。しかし、「Bamboo Spark」はメモ帳風の本体なので持ち運びも簡単でいつでもデジタル化できてとても便利だ。

●メモをデジタル化するための決定版製品

 「Bamboo Spark」は、紙にペンで書いた内容を検知し、Bluetooth経由でタブレットやスマホに転送しデジタルデータとして保存する。アナログとデジタルのハイブリッドノートともいえるだろう。無料で5GBまでのデータを保存できるクラウドストレージ「Wacom Cloud」にも対応しており、データを瞬時に、インターネット上にバックアップ可能。共有も簡単だ。

 「Bamboo Spark」の外観は、ハードカバーのノートのようだ。このボディ一つにバッテリーやペンなどを内蔵する。本体を開くと、「デジタイザー」と呼ばれるセンサーがある。この上に置いた紙に、付属の「スマートペン」で文字や図を書くと、デジタイザーが筆圧を感知。その内容をデジタルで保存する。なお、A5サイズ、厚さ5mm(約50ページ)以下であれば、どんなノートでも利用できる。

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