彼なら本当にやってくれそう~。
テスラ・モーターズで電気自動車の新たな世界を切り開き、SpaceXで宇宙に向かってロケットを打ち上げては民間宇宙開発の新時代をもたらしたイーロン・マスク氏。
そんなマスク氏が、次なる革新的な製品に位置づけているものって、なんでしょうか?
実は垂直離着陸タイプの電動ジェット機について、このところ少し真剣に考えています。かなり実現可能なところまで近づいてきたと感じていますね。この分野でなにかを成し遂げたいという気持ちが非常に強まっています。
学生とのQ&Aセッションで、いきなり新たな自家用ジェット機の構想を披露したマスク氏。次は飛行機事業を立ち上げるのでしょうか?
マスク氏が電動の垂直離着陸ジェット機について語ったのは、今回が初めてではありません。
昨年末にも、こんなふうに取材中に答えたことがあります。なにか着実に温めてきた構想があって、いよいよ実現に向けて動き出そうとしているのでしょうか?
これまで数々の常識を打ち破って成功を収めてきたマスク氏ならば、本当に個人が普通に購入して操縦できる、垂直離着陸型の電動ジェット機を発売してくれるかも!
結局のところ、私は百聞は一見に如かずだと思っています。なにか物理的にハードウェアが稼働し、すばらしいことを成し遂げるのを人々に見てもらえば、多くの人々は納得するようになるものです。
マスク氏は、こんなふうに学生たちへ熱く語りかけ、SpaceXがロケット事業で貴重な第一歩を踏み出した頃のことに思いをはせましたよ。そのうち度肝を抜く新会社が立ち上がり、実際に垂直離着陸をデモンストレーションしながら、渋いデザインの電動自家用ジェット機が姿を現わす展開になったりするのかもしれませんね。
source: QUARTZ
(湯木進悟)
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