2016年3月1日火曜日

気づいてた? アップルが美タイポグラフィーで回避した「ClickDick問題」


クリックディック。

今、アップルが抱える大きな問題と言えば、FBIとのセキュリティを巡る争い。が、その裏で人知れず、浮上し、解決されていた問題がありました。それが「ClickDick問題」。ツイッターユーザーのDan Leechさんが、アップルのウェブサイトで、OS Xのページのソースコードを見ていて発覚しました。

Apple wrapped a span around the word "click" to apply more generous letter spacing, so it doesn't look like "dick." pic.twitter.com/oiVj3KV5xJ

— Dan Leech (@bathtype) February 23, 2016
動画を見る

「アップルは「click」という単語にspanタグをつけて、文字間を調整してる。「dick」って見えないように。」

「クリック」「ディック」日本語で言えば、ちょっと音が似ているくらいで大きな問題にはなりません。が、英語の小文字で「click」「dick」は、文字スペースによっては「click」の「c」と「l」が1つの文字になり、「dick」と見間違えられてしまいます。「click」はクリック、「dick」は嫌な野郎や男性器を表す言葉であり、とんでもなく意味が変わってしまいます。このとんでもない見間違えが発生してしまう危機にあったのがOS Xの英語ページ。

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