眠る時には、体が休息状態に入るために体温が下がり始めます。これがうまくいくほど、ぐっすりと眠れるようになります。
ニュースサイト「Mic」のサイエンスカテゴリに掲載された記事によると、軽くて締め付けの少ない服装(もしくは何も着ない)で寝ると体を眠りに適した温度に整える効果があるそうです。眠っている間は昼間のようなエネルギーを必要としないので、身体はエネルギー節約のため、深部体温を下げようとします。深部体温が下がるほど、より深い睡眠を得ることができるのです。
健康の面から考えても、睡眠時は身体をクールダウンさせることが大切だとStevenson氏は述べています。クールダウンすることによって血圧が下がり、体の「休息と消化」(副交感神経の作用)を活性化させる手助けとなります。しかも、クールダウンすることによって、ある種のホルモンや、身体を回復させるはたらきのある酵素が分泌しやすくなります。
とはいえ、人それぞれに好みがあります。いつも大きな重たいパジャマでぐっすり眠っているという人にとっては、裸で眠るのは気持ちが悪いかもしれません。気にかかることがあると、神経が高ぶってしまい、健康面での効果はすっかり失われてしまいます。しかし、少し調節するくらいなら大丈夫、という人や、どうにかしてもっとよく眠れるようになりたいという人は、着るものを変えてみると効果があるはずですよ。
Here's Why You Should Sleep Naked, According to Science | Mic via Design Taxi
Eric Ravenscraft(原文/訳:コニャック)Photo by Gabriel Jorby.
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