2016年5月10日火曜日

<h1 itemprop="headline">Facebookは記者を捨て駒としか思ってない。中で働いた5人が全部語る


Facebookで上位表示される人気急上昇トピ「トレンド」。あれってアルゴリズムで振り分けた後は人力で一心不乱にピックしてるらしいですよ? 辞めた元記者5人がその知られざる全容を米Gizmodoに語ってくれました。

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ジャーナリズムの救世主とも破壊者ともいわれるFacebook。毎週ここで記事読む人は6億人。マーク・ザッカーバーグCEOはデジタルニュース分野に独占体制を築く野望を隠しもせず、昨年の公開Q&Aでは「うちの全機能並みに配信スピードを上げれば誰もがニュースをもっと読むようになる」、「(記事を直にニュースフィードで配信する)インスタント記事をみんなの主要なニュース源にしたい」と言ってます。

すさまじいトラフィック流入力


時価総額37兆円のFacebookは今やトラフィック誘導のバズーカ砲です。出版社にとってのAmazonみたいなもので、ニュースサイトはどこもFacebookなしには生きていけません

この傾向を憂慮した名門コロンビア大学ジャーナリズムスクールのデジタルジャーナリズム研究センター所長のエミリー・ベル教授は昨年、「Facebookはいかにしてジャーナリズムを飲み込んだのか」という演題でケンブリッジ大学で講義を行ない、報道媒体から記事配信の自立性が奪われてしまったと嘆いています。もちろんQZのように「パニックしなくても大丈夫。配信チャンネルが増えるだけ」と前向きに捉えている媒体もあります。先月The New York Times、BuzzFeedなどから動画を買い取って直にサイトで配信することを明らかにしたFacebookも、これは地主とテナント両方にメリットがある提携関係なんだから、と強調に余念がありません。

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