2016年7月9日土曜日

<h1 itemprop="headline">音声入力が広まらない理由は「恥ずかしさ」? キーボードが滅びる未来はくるか

 音声による端末とのやりとり、いわゆる「音声入力」が近年注目を集めている。GoogleやApple、Amazonといったテクノロジー業界をけん引する大企業が次々と新製品を発表し、「パーソナルアシスタント」や「スマートホーム」などさまざまな分野で普及が期待されているからだ。

 米国で発表された未来のネット予測レポート「INTERNET TRENDS 2016」によれば、2020年には音声によるWeb検索が50%を占めるようになるという。「これからはあらゆる分野で音声入力が一般的になり、キーボードのような前時代的な入力デバイスは廃れていく」。中にはそんな風に考えている人もいるようだ。

 しかし、本当にそうだろうか? 音声入力が広く普及するために越えなければならない大きな壁――"恥ずかしさ"の問題について考えてみたい。

●「音声入力使わない理由ってなんですか?」

 2016年4月、Twitter上でこんなトピックが盛り上がった。

 平成10年生まれ「何で平成一桁生まれの人たちって、がんばってフリック入力でTwitterしてるんですか? 音声入力使わない理由ってなんですか?」

 このツイートに対し、多くの意見が寄せられた。「音声入力なんて生まれてこのかた一度も使ったことない」「誤変換が嫌だから」「フリック入力の方が早い」。そうした中で目立ったのが、「人前でスマホに向かってしゃべるのは恥ずかしい」という意見だ。

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