2016年11月12日土曜日

Windows 10アップデートの「サイズが大きい問題」に改善策

 Windows 10の次期大型アップデート「Creators Update」は、2017年の早い時期に公開される予定だ。Windows Insider Programでは、既にCreators Updateの初期バージョンとなるプレビュー版が配信されており、11月に入ってからもバグの修正や新機能の追加が続いている。

●Creators Updateから利用可能になる新機能「UUP」とは?

 Windows 10の大型アップデートを導入したいが、ダウンロードするファイルサイズは巨大で、ストレージの残量が少ないデバイスや、低速なデータ通信環境では困ってしまうこともあるだろう。2017年に配信される予定の大型アップデートでは、こうした問題が改善されそうだ。

 米Microsoftは11月3日(現地時間)、Windows Insider ProgramのFast Ring参加者向けにWindows 10 Insider Preview(PC&Mobile)の「Build 14959」を公開した。

 注目は同ビルドから追加されたモバイル向けの新機能「Unified Update Platform(UUP)」だ。今回はWindows 10 Mobileが対象だが、PC向けのWindows 10をはじめ、Xboxを除くWindows 10ファミリーにも順次この機能を展開していくという。

 UUPとは、これまでWindows 10で年に1~2回ペースで行ってきた大型アップデートを差分ダウンロード方式にして、ダウンロードの容量を大幅に削減する技術だ。

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