【モスクワ時事】ロシアの情報セキュリティー会社カスペルスキーは12日、ロシアやインドなど世界74カ国で同日、4万5000件以上のサイバー攻撃が発生したと明らかにした。英国では多数の病院でコンピューターが使えなくなり、業務に支障が出たほか、AFP通信によると、米運輸大手フェデックスやスペインの大手通信会社なども攻撃を受けた。
ロシアでは内務省のコンピューターが攻撃を受けた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、攻撃が日本やフィリピン、トルコなどでも報告されたと伝えた。
攻撃は、コンピューターをロックし、解除するためには金銭を払うよう要求する「ランサムウエア」というソフトウエアによるもの。今回のランサムウエアは「ワナ・クライ」と呼ばれている。
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