2017年8月26日土曜日

犬用ルンバ?-人間ではなく、犬の世話をするロボット「Anthouse」

「Anthouse」は犬のためのロボット。米国ロサンゼルスに本拠をおくAnthouse Technologyが開発した。

犬のロボットと聞くと、1999年に発売されたAIBOを思い出す人もいるだろう。AIBOはペットとして人間を楽しませる「犬型ロボット」だった。だが「Anthouse」は人間向けというよりは、犬のためのロボット。犬の世話をしたり、犬を楽しませたりする機能を持っている。

「Anthouse」の持つ機能には、犬への給餌やスマートフォンによるモニタリングなどが含まれている。だがこのような機能を持つデバイスはすでに多く存在している。

「Anthouse」がユニークなのは、キャタピラがついており、自由に移動できること。従来の犬のお世話デバイスにロボット掃除機の機能が付加されたと捉えれば、理解しやすいかもしれない。このキャタピラによる移動機能により、利用者は遠隔地からスマートフォンアプリで「Anthouse」をコントロールして、愛犬のいる場所に移動させられるようになった。「Anthouse」にはセンサーが搭載されており、移動ルート内の障害物を自動的に回避できる。

ミニテニスボール発射装置を搭載。愛犬が退屈しているようであれば、ボールを発射して、ボール遊びをさせることが可能だ。本体上部にはボールを戻す穴があり、愛犬をトレーニングして咥えたボールをここに戻すようにしておけば、愛犬が飽きるまでボール遊びを続けることができる。

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